水沢 透 2020-11-14 22:37:24 |
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(家主により扉が開かれると妙な妄想からどぎまぎしながら恐る恐る足を踏み入れ、「お、お邪魔しまぁす…」と誰に聞こえるでもなくぼそっと呟き後ろ手で玄関の鍵をかけてやり、とりあえず指示待ちしようとポツンと一人立ち竦んでいればそんな事はお構い無しに自分のことだけ済ませてさっさとベッドへダイブしてしまう相手の行動に口を半開きにしたまま呆気に取られ)
………どうしろと?
(自分の知っている水沢がここに居ない事に混乱は続き、まったく当てにならない家主の先程の言葉を思い出し、急に身震いして寒気を感じ「風呂借りよ…」と勝手にさせてもらう事にして靴を脱ぎ上がると脱衣所であろう場所へ向かって。濡れた服一式は選択場に置かせてもらい、シャワーを借りたのちタオルや部屋着も適当にタンスから引っ張り出して着替え部屋へ行けば、ベッドに横になったまま微動だにしない相手を見遣り)
マジで飲み過ぎだっつーの…
(整った顔立ちを眺め傍へ寄ればそっと手を伸ばして眼鏡を外してやり枕元に置いて、濡れたままの髪に気付いて持っていたタオルで軽く拭ってやれば枕が濡れぬよう頭の下に敷いて布団を掛け。側のソファへと腰掛けて一息つくと暗がりな部屋で見知らぬ天井を仰ぎ見)
なんか…どっと疲れた……
(ほんの数時間の間にいったいどれだけの事があっただろうかと思い返し、何よりも水沢の人格が一変している事実にこれはやはりとんでもないスクープなのではと一連の流れを事細かに頭の中で整理しながら、何か事情でもあるのか、でも仕事以外の事に首を突っ込んで面倒事に巻き込まれるのもごめんだ…と考えているうちに急な眠気に襲われ身体を横にして丸くなり秒で眠りに着き)
(/いえ!恋愛でなければ面白くありません!笑。結城が勝手に意識してたら恥ずかしいので確認でした!)
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