ルカ・エーデルハイト 2020-11-14 19:16:39 |
通報 |
イブ、ご指名だよ~。
(首を縦に振った彼が椅子の上で縮こまっていた血色の悪い不健康そうな男に呼び掛けるとイブは身体をびくりと震わせ、「……ぼ、僕か…?う、うう…」目線だけをゆっくりと持ち上げると苦しげに呻く。「よかったじゃにゃーの、イブ。この駄犬くん健康そうだから運動不足のイブも多少は運動できると思うにゃあ。で、も。イブは超厳しいから死なないようににゃあ?」教育係を断られても然程気にしていない様子のチェシャはまた新しい飴をポケットから取り出し、口に放り込むと嫌そうなイブを励ますように肩を叩くがにやりと凶悪な笑みを口元に浮かべて相手を見つめた。「…う、うう…わ、分かったよ。…やれば良いんだろう?」イブはようやく首を縦に振り、椅子から立ち上がると「あ、改めて…キミの教育係になる、イブだ…イブ・ヴァレンタイン。……ボ、ボスの隣に立つに相応しい犬に躾けてやるから…か、覚悟してろ。」血色が悪く、身長も縦に長いだけの貧弱な身体で精一杯威厳を出そうと頑張った様子の低い、若干震える声で威圧するように述べると「…う、うう…」と苦しげに発作のような咳を繰り返し。)
トピック検索 |