魔王 2020-11-10 20:05:51 |
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……2人がかりで俺を嵌めようとするなよ。普段触られない所をそんな触り方されたらこうなるのは当たり前……な、おい待て!!
(相手が怖がる姿を見たがっているのは分かっているが当然それを叶えてやろうという気にはどうしてもなれない。怖いものは怖いのだ、それに自分を全くコントロールできなくなるのだから他人に見せられたものてはない。いつかツクヨミと相手が結託しないことを願うばかりだ、それに2人が手を組んだ時点で必ずウォズが絡んできて余計に面倒なことになる。そうやって夏の風物詩だからと肝試しが選ばれなかったことに安心しつつ油断していた所に背筋をなぞられたのだからおかしな声も出る。振り向くとそこにはしてやったりのニヤケ顔がある、こうなればもう仕返ししなければ気が済まない。だが相手はこちらの手をすり抜け走り出してしまった。叫ぶと同時に勢いよく椅子を離れて走り出す。海水浴客の間を駆け抜けていき砂浜を走り抜ける。足裏に熱せられた砂が当たるのが気持ちいい、などというのを堪能するのも忘れ相手目掛け一直線に駆けていく。砂浜での走り込みに慣れたぶん相手との距離をどんどん詰めていくと、波打ち際でようやく追いついて「逃がすか!」と叫びつつ相手を後ろからその体を捕獲しようとし)
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