魔王 2020-11-10 20:05:51 |
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……んー、…おはよう…?
(自分の傍にちゃんと相手の体温が戻ってくれば安心したように引き寄せていた腕の力を幾分か緩めて再び眠りにつく。それでも離れていかないように腕は相手の背中に回したままで離すつもりはない。先程よりも相手から抱きしめられていることもあって密着した身体は温かくて心地が良い。相手の存在を確かめながら見た夢は穏やかな色に包まれた平和な物だったと思う。それから少しして髪を優しく撫でられるような感覚にゆっくりと意識が浮上してくる。小さく声を漏らしつつも瞼を開けると大切な相手の顔が此方を見つめている。ぼんやりとその様子を眺めていれば少しずつ思考も回り始めてきた。昨日文化祭を一緒に回ったこと、どちらが起きていられるかを勝負したこと、勝負の賭けの内容。少しずつ思い出しながらも先程の一件は夢の中の出来事だと整理する。半ば意識が覚醒してくれば随分と深く眠った感覚のせいか今が朝なのか昼なのか分からずに疑問形で声を掛けて)
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