魔王 2020-11-10 20:05:51 |
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……ただいま。 …ちゃんと断ってきたよ。
(泣きそうになりながらも最後まで自分の話を聞いてくれた彼女は本当にいい子だと思う。今まで接した印象からしても彼女と付き合ったらきっと楽しく過ごす事が出来るだろうなと感じた。それでも自分が特別な想いとして好きなのはゲイツであって彼女ではない、と断言出来てしまうほど大切な人と守るべき民を区別してしまっている。振った自分が泣きそうな彼女を慰めるのも何か違う気がして逃げるように去っていく背中を黙って見送るしか出来なかった。女子のグループも彼女を追いかけて居なくなったようだ。誰かに好意を持つことは幸せなことだと思っていたが、その想いが叶わないことが叶えられないことがここまで辛いと思わなかった。もしも自分もゲイツに断られていたら、なんて変な考えが及ぶ。そんな考えを振り切るように自分の頬を軽く抓ればその場を後にして大好きな恋人の待つ場所に戻る。着いて来ていたことなどつゆ知らず元の場所にちゃんといることに安堵しつつも近付いて声を掛ける。付き合っている恋人に対して告白されたと報告するのは気まずいが、何も言わないのも不誠実な気がする。少し間を開けてから静かに結果だけ伝えては恐る恐る反応窺って)
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