魔王 2020-11-10 20:05:51 |
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あぁ、そうだな。皆幸せそうで、明日のことを気にせず今を思いっきり楽しんでいる。…お前に名前を呼ばれると、俺もこの世界の住人な気がしてくるな。
(喜びや活気が溢れるこの文化祭は自分の時代では想像できないものを一纏めにしたような祭りだ。人々がただ今を楽しみ全力で生きている。自分の時代に置いてきた人々がそんなふうに生きれるのならばそれほど幸せなことはない。だがそれも今や夢物語ではないくて、手を繋ぐ恋人もとい王と一緒ならば、きっと実現することができる。この幸せを未来に繋いでいくことができる。相手が自分の隣を叩きながら名前を呼ぶ。それだけで酷く心が満たされる。今自分はこの世界に生きているのだと、この世界に存在しているのだと確信することができる。自然と笑みが浮かぶと恋人の呼び掛けに答えて隣へと座るとピタリと体を密着させた。互いが確かにこの世界に存在することを確かめているようだ。まだやらなければならないこともやりたいことも山ほどある。そのどれもを常磐ソウゴとすごしたい。胸に浮かんだ思いは行動となって、相手と手を重ねて軽く握る。紆余曲折あったがこの時代にきて本当に良かった。全てのものを捨ててもそばに居たいものを見つけられたことは、こちらにとって1番の幸運だったかもしれない。晴れ渡った空を見上げながら同じく晴れやかに、そして幸せそうに言葉を口にしていて)
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