魔王 2020-11-10 20:05:51 |
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___俺は、お前の隣よりももっとお前に近づきたい。隣にいるだけでは物足りない。お前と仲間として、今日みたいに友達として居るのも悪くはない。しかし俺は……お前のことをもっと特別な存在だと思ってる。お前が笑う時怒る時悲しい時、いつでもそばに居たい。そしてお前を、他人に触らせたくない。俺だけのものであって欲しいと願ってる。つまりは……お前が好きだ。
(深く呼吸をする。周囲の音は花火が爆ぜる音だけで余計なものはない。観覧車で約束を交わした時の気持ちをもう一度汲み上げて照れや不安を取り除き口を開く。そこからはもう止まらなくて、自分の思いをまた順番に積み上げていく。それは共に未来を目指すものとは別の、もっと自分勝手で今はひとりよがりな願いだ。だが自分の使命や責任を全て引き払った時に残るのはただ相手への気持ちだけで、それを隠してこれからも過ごすなんてもう不可能だった。素直な気持ちを全て吐き出したあと、それらを集約すればたった2文字に収まる。最後にまた一呼吸置いて、双眼は相手を射抜いたまま、その2文字を伝え)
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