創作練習用~

創作練習用~

ビギナーさん  2020-11-09 08:35:35 
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どこにでもいる普通の高校生たちの日常会話。
ちょっと下品かも(汗)

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  • No.6 by ビギナーさん  2020-11-25 12:22:16 

1

今をときめくスーパーアイドル。
人気爆発中のカリスマアイドル。
テレビや雑誌、インターネットでも、『Light』はそんな風に呼ばれている。
社長によると、『Light』は世界を照らす光になりますように、という願いを込めてつけた名前らしい。
メンバーのコンセプトは、太陽と月だ。
太陽の日野柾樹。
月の水無月絢世。
明るい好青年の『マサキ』と、クールでミステリアスな『アヤセ』として正反対のコンビを組むことになった。俺は一生懸命マサキを演じた。気がつくと、一生懸命が口癖になってしまった。
本当の俺は全然違う。むしろ、ダメ人間なのに。
でも、ダメ人間をやめるためにアイドルになったんだから頑張らないと。

「ーーそれでは大変名残惜しいですが、お別れのお時間です! お相手は日野柾樹と!」

「水無月絢世でした。また来週」

「ばいばーい!」

エンディングのBGMが流れて、ラジオ番組が終了した。俺は思わず大きく息を吐いた。毎週収録してるのに、緊張してしまう。
スタッフさんたちに、「お疲れ様です」と挨拶してスタジオを出る。夜だし寒いけれど、外の空気が気分を落ち着かせてくれた。しばらくすると、1台の車が走ってきて俺たちの前で止まった。

「お待たせ、迎えにきたよー」

運転席の窓を開けて、眼鏡の男性が顔を出す。
マネージャーの木下さんだ。俺と絢世は後部座席に乗って、シートベルトを締めた。木下さんが車を発進させて、道路へと出ていく。

「さて、今日のお仕事はどうだったかな?」

「ごめんなさい。またトーク中に噛んじゃいました……」

「あははは、そんなに気にすることないよ。マサキのそういうところも好きなファンだっているんだから」

木下さんが軽快に笑う。仕事の失敗を打ち明けると、いつもこんな感じだ。絶対に怒らない。
それでも、卑屈な俺は木下さんみたいに笑えなかった。隣の絢世が俺の耳元に顔を近づけて囁く。

「元気出して……」

「あ、絢世~! ありがとな親友!」

「ははは。君たち、ほんと仲いいね」

マンションに到着して、木下さんとはお別れ。絢世と一緒に部屋に入る。アイドルになってから、ルームシェアを始めたけど……ほとんどの家事は絢世がやってくれている。本当に、絢世はすごい。昔から勉強もスポーツもできてたしなぁ。
それに比べて俺はなんてダメなんだろう。

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