> 逆田、シルク ……… (傷その物はそれなりに癒えて、猫な彼が言う様に表面上ではあるが多少は穏やかな呼吸音を立てて、しかし相変わらず気を失って横たわっている。実際先ほどの傷を受けていた以外でも体力的な消耗もあったらしく、その眠りは比較的深いモノらしい。一方、この女から取り出した怪しげな拳銃弾は漸く術式が解除されて普通の温度に戻っている。)