>逆田、始季 「大丈夫かい……っ?!」(逆田の手のひら、とても大丈夫とは思えないが、まずは倒れている始季が最優先か。傷口に手を翳して目を瞑り、小さな声でぶつぶつと呪文を唱える。これで完全に血は止まった筈……、これ以上傷が酷くなることもないだろう。一度汗を拭うと、今度は皮膚の修正にかかり)