常連さん 2020-11-01 01:07:10 |
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>始季
「ひっ」(銃口を向けられ思わず声を上げ動かしていた足を止めてしまう。…ついでに、言われてもいないのにほぼ脊椎反射で両手を上げてしまう。本人は認識していないが『自分は無害である』というサインを示している。)
「…」(息が詰まって声を発せない。大量の汗が額を通っていくのがいつもよりずっとはっきりと分かった。私は知っている。向けられた口から何が放たれるのか。ドラマで見ると平気だがいざ向けられる立場になるとまるで何も出来なくなってしまう。…しかし、何かしら手を施さなくてはならない。膝をついたあたり限界が近い。そんなことは分かっている。…でもできない。恐怖の方が勝り、その場に立ち尽くして止まっていることしかできなかった。)
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