逆田「…」(いつぶりだろう。ここにやってくるのは。気のすぐ側にまでやってきて、腰掛け木に寄りかかりながら、そんなことを考えていた。初めてここに来た時はどうなることやらと思っていたが、今は他にも人がいることが安心できるし、いいものだと思うようになった。) 「ふぅ~~……ん~…!」(腕を上にあげ、伸ばしながら空を見る。ああ、今日はいい天気だ、日もよくあたってぽかぽかしているし、風が気持ちいい。すごく穏やかな気持ちにしてくれる。私はこれを感じることが出来るこの場所が好きだ。)