名無しさん 2020-10-21 17:10:45 |
通報 |
……く、ふふ──ははは!気付いているのなら早くそうと言ってくれ、クレス君!
( 沈黙が流れる暫時、相手の様子を窺うように聞き耳を立て。直後、背後から飛んだ鋭い指摘に息を呑んだ。一体いつから気付いていたのだろうか。友人の観察眼へ感嘆すると同時に敗因を探れば、親切から羽織らされた外套に思い至り。彼の優しさが後々己の狸寝入りを明らかにしようとは。神は誠実な者をこそ愛し、不徳の者に罰を下すという定説を身を以て知るところとなったような。詰めが甘かったなどと省みる自分が可笑しくて、つい口角を歪める。初めは小刻みに肩を震わせ、やがて咽ぶように笑い始め。三文役者は漸く顔を上げ、背からずれ落ちた外套を足元から拾って )
いや、すまない!そんな歳でもあるまいに、ちょっと揶揄ってやりたくなったんだ。それと…ありがとう、お陰で温かかった。
( 外套の布地を軽く払い、表面に付着した埃を落とす。苦笑に感謝の意を添え、上衣を返却しようと差し出して。次いで彼の持参したトレーへ目を遣り、並べられたカップと幾つかの軽食を視線の先に捉える。遅れ過ぎた朝食にしては上等なレパートリーだろう。一つ隣の席を引き、暗に腰を落ち着けるよう促し )
パンにソーセージに…それはチーズか?思ったより色々揃っていたんだな。
◆
( / 大変お待たせしております、囚人の背後もとい主です!急を要する諸用を片付けて参りましたので、早速お返事をさせていただきました。身に余るお褒めのお言葉、恐れ入ります…。並びに、温かいお心遣いに感謝いたします。まだまだ数度のやり取りを重ねただけですが、墓守君を提供して下さる背後様の表現や解釈からご本人の人格に至るまで、そう簡単には出会えないほど素晴らしい方にお声掛けいただいたものと実感しております。
返信の時間帯につきましてはどうかお気遣い無く!自分が返事をしなければご返信を待つことも出来ないため、背後様の描写する墓守君に日々胸を躍らせている身としては、一刻も早く返してしまいたいというやや浅ましい実情がございまして…。急く気持ちが無いといえば嘘になりますので、拙い表現も間々見受けられることと思いますが、どうかご容赦いただけますと幸いです。
それでは、背後はこの辺りで失礼いたします。今度とも宜しくお願い申し上げます! )
トピック検索 |