ありがとう。 (暖かいカップを両手受け取ると、慣れないコーヒーのいい匂いが鼻腔をくすぐった。いつもは紅茶ばかりを飲んでいる自分には、濃いブラウンの水面が新鮮に映って…といったところで改めて今日は初めてづくしだと気づき。この歳になっても新発見はあるんだと感じたところで、もしかして相手もそうなのだろうか…なんて目の前のテレビを見ているフリでそんなことを考えていて)