(顔を赤くしている彼女に愛しさが募り、気付けば手首を掴み抱き寄せていて。驚かせてしまっただろうかと思うも、緊張と喜びを上手く表現出来ず。好きだと言い返すよりも、暫くの間こうしている方が伝わるだろうかと「胡蝶…」もう一度呼べば、腕の中の愛しい一匹の蝶に囁くように) …離してやれそうにない