舞い戻る主 2020-10-10 16:27:35 |
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キュウビ>
どういう事?(意味がわからず首を傾げると後ろの剣の反応を見て『この剣誰のか知ってるの?』と尋ねつつも自分はどうしてもこの剣の持ち主が誰なのか思い出せずにいると低い唸り声を上げた餓鬼が辺りを囲んでおり)
>螢火姫
いいえ、私も分からないわ・・・でも何故か懐かしく思えるのよね
(首を横に振って否定すれば懐かしむように目を細めて、剣に触れようとしたが餓鬼の群れに囲まれているのに気が付くとため息をついては「せっかく感傷に入っていたのに邪魔よね~」と困ったように呟けば威嚇をするように霊力を放とうとして)
キュウビ>
……こいつらは倒しても埒が明かない。元締めを倒さないと(試しに仕込み刃の付いた鎖を伸ばし餓鬼を斬り刻むが斬った箇所から黒い霧を出して再生し『元締めの霊力による傀儡…幾ら倒しても無限に湧く』と言い、高い場所からこちらを見ている蜘蛛型の鬼を指差し)
名前:白鴉(ハクア)
性別:男性
身長・体重:183cm/70kg
年齢:二十代後半から三十歳
容姿:肌は色白で瞳の色は仄暗い赤色。髪はザンバラ、ようするにほったらかしの長髪。墨のように艶めいた黒色をしていると人間となんら変わらぬ姿形をしているが、かつて瀕死の重症を負った際に脳の一部と首から下の骨格、内蔵の大半が機械化されている。着ているものは着流しだが腹にはサラシを巻き草履を履いているこれにより常人を遥かに凌ぐ身体能力の発揮し超高速戦闘が可能。強大な影と互角以上に相対することが出来る。
武器:仕込み刀(杖に擬態した刀で特殊製法で生成された。高速振動波を発生させながら対象物を容易く切り捨てる、超高熱を纏い鋼すら容易に貫通する事が可能)
詳細:
盲目の剣鬼、流浪人で自由気ままに昼行灯の暮らしをしており、朽ち果てたアジア支部でただ飯、ただ酒などだらしない飄々、呑気な傾き者。しかしその緩い空気、雰囲気はまやかし、仮の姿であり戦闘時は悪鬼羅刹の如き立ち回りと冴え渡った剣技が顕となる。
常に単独で行動している一匹狼のような人物。
視覚は無くしているが他の五感は研ぎ澄まされており剣にもそれが反映されている
キレると目の前に立ち塞がる者が神であれ妖であれ此を容赦なく切り捨てる鬼人と化し。性格も残忍かつ粗暴となる上に情や温もり、道徳を踏みにじり嘲笑う外道となる
名前:不明
性別:男性
年齢:不明(見た目30代)
性格:無口で無愛想で無表情、冷酷非情の殺戮者であるが、味方には優しい
容姿:髪型はショートシャギーで全身に包帯を巻き、コートがボロボロになっており、サングラスで右目が赤く光っている。くすんだ色の青のジーンズと茶色の靴を履いている
武器:
在来弾薬対応型自由電磁加速銃
不明が保持している赤黒い銃火器。二門の砲口があり、上部はハンドガン、アサルトライフルとサブマシンガン、ガトリング、クロスボウを合わせたセレクターでの切り替えが可能で下部の砲口は散弾、グレネード弾、加速粒子ビーム砲、パイルバンカーの切り替え、銃口下部にエネルギー刃、レーザー砲、火炎放射、高電圧流の柄型の発生デバイスがありエネルギー銃剣での斬撃や突撃、取り外しての流動型と固形型のセイバーとなる。更には狙撃用のバレルとミサイル系統、チェーンソー付きのバレルが折り畳まれる形になっており同じくバンカーシールドも装着されており、そのバレル自体もホーミングミサイルなどのミサイルサイロになっており全体の取り回しが良く、これ一つで様々な状況に対応できる。またバレルの中央部には狙撃用のスコープと先端には鎌と斧のビーム発振デバイスもあり近接での攻撃も考慮に入れている
サブ:焔神
金属光沢をもつ漆黒のアンチマテリアルライフル。50口径の凡そ対人には使えないだろう大型銃で、元々対戦車の名に恥じない絶大な威力を誇る。対鬼神・妖怪用専用弾の中でも徹甲弾と焼夷弾、散弾が装填可能で、大抵の鬼・妖怪であればどれだけ固い鋼のような皮膚を誇ろうと問答無用で貫き爆発する。スコープは勿論の事バレルがレシーバー以外のものに触れない極太のフルフローティング仕様(いわゆるプルバックスタイル)のボルトアクション方式を採用しており一発ずつの手動交換であるため連射性は絶望的だが代わりにガタツキや温度変化の影響を全く受けない精密性に優れており非常に高い命中率をキープする。射撃の間隔は大体7秒
備考:白鴉と手を組んでいる流浪の男、銃と素早い体捌きを駆使した蹴りの戦法が得意。再生能力があり、小さな怪我なら短時間で治るが大怪我は時間がかかる。またタバコ、主にシケモクを吸っており、戦闘時にも吸っている。良くいる場所は裏手にある蒼白の機械の剣が突き刺さっている場所
>螢火姫
あらあら、高みの見物とは良い度胸じゃないの
(彼女が示した蜘蛛型の鬼をにこやかな笑みで見据えて少しトゲを含めて言っては「格の違いを思い知らせてあげるわ」と起爆性の紫の玉を数個作り出せば蜘蛛に飛ばして爆破させようとして)
キュウビ>
気を付けて、意外に強いよ(蜘蛛型の鬼はバネのように飛び上がり起爆性の球を受け止めようと妖力で出来たネットを作り出し更に尻から粘着性の高い糸を出し『あの糸は毒性もあるから触らない方が良いよ』とアドバイスし蜘蛛型の鬼に向かい走り出し)
>螢火姫
ええ、了解したわ
(起爆性の玉はネットに受け止められた途端に爆発し、アドバイスを受けては頷くと出された糸を警戒しつつ袖から数枚ほど札を取り出しては霊力を込めては銃弾のように投げ飛ばして援護しようとして)
キュウビ>
にしてもおかしいな。アレは白鴉さん達が(まだ見ぬ仲間の名を言いつつも今は戦うしかないと思い『お姉さん。鬼の体に幾ら攻撃しても再生する。核を狙って。と言ってもあの鬼は頭が良いから易々と核なんて見せない』とアドバイスし手始めに刃の付いた鎖で攻撃するもかなりの速度で再生され)
>螢火姫
なるほど、それは厄介ね
(彼女の攻撃で直ぐに再生する様子に地道に隙を見つけるしかないと思っては少し面倒そうな表情をし、核の場所が分からなくてもせめて狙いをそらさせるために二枚の式札を地面に投げつけては二匹の犬型の式神で撹乱させようとして)
キュウビ>
……(見立てでは核は恐らく腹部の下にある。蜘蛛型は腹部が弱点。なら、その腹部に核がある筈なのだがこの鬼はその隙は見せないのが厄介でとりあえず撹乱してくれるなら少しは楽だと思いつつ『糸は斬るか、焼くか……とにかく触らずに』と向かって来た糸を斬り伏せ)
>螢火姫
なかなか見せないわねぇ~
(式神に撹乱させてみたものの全く隙を見せない様子を見れば「あまり接近は苦手なんだけどね~・・・」と困ったように呟いては妖力で紫の槍を造ると式神に狙いをさだめている間に核がありそうな腹部を狙い、突き刺そうとして)
キュウビ>
なんとかしないと(いつまでもこの攻防が続けばこちらの体力が持たない。何とかして核を見つける方法が無いか考えながら戦っていると鬼が急に顔をしかめてフワリと浮かび上がり核が見えた。鬼の後ろには包帯を巻きサングラスを掛けた一人の男が居り、蹴りを入れたと理解し)
>螢火姫
せいっ!
(いくら攻撃しても核が一向に出てこず、このままじり貧では無いかと思ったが包帯の男が蹴りをいれた途端に核が浮かんでいるのを見れば、それを逃さずに核を突き刺そうとして)
キュウビ>
その隙は逃さない(鬼の身体に鎖を巻き付けキュウビに『核を!』と言い包帯の男は援護するように銃撃を加え反撃の隙を無くしており、飛んで来る糸は当たる瞬間にバラバラにされ恐らく白鴉の斬撃と思い)
>螢火姫
えぇ、分かっているわ!
(頷き、身動きが取れない蜘蛛に向けて槍を構えては核の側まで突っ込んでいくが数々の援護のお陰で無傷でくれば「せいぃやぁ!!」と思いっきり弱点である核ごと体を貫こうとして)
キュウビ>
……(核ごと身体を貫かれ断末魔の悲鳴を上げながら煙のように鬼は消え去り安堵のため息を漏らすと盲目の剣士が現れ『ご無事ですかい?姫様とお姐さん』と言いながら地面をコツコツと突きながら歩きサングラスの男は煙草に火を付け)
>螢火姫
ふぅ、やっとでたおせたわね。えぇ、なんとか・・・お二方のお陰で助かりましたわ
(蜘蛛が消える様を見れば同じようにため息をつき、ご無事ですかと聞かれると盲目の剣士の方に向いてはにっこりと微笑み頷いては)
キュウビ>
白鴉:へへ、そう言ってもらえると嬉しいもんです(照れ隠しの為に頭を掻くとサングラスの男は黙って歩き出し螢火姫はいつもの所かと思い『ああ、あの旦那の事は気にしないでくだせぇ。戦いが終わればあの剣の所に行くんでさぁ。何か思い入れでもあるんでしょうねぇ』と言いながら自分は瓢箪を取り出し中に入れた酒を呑み)
>螢火姫
へぇ~そうなんですね・・・
(と白鴉の話を聞きながらサングラスの男が剣の方に向かっていく様子を見ていれば、少し気になり男の後を追うように剣の方に向かっていって)
キュウビ>
不明:………(墓標のように突き刺さっている剣の所に来ては煙草の火を付け直し包帯で巻かれた手で吸い『姫も知らなければ……誰一人、俺を知る人は居ねぇって訳だ』と呟きながら言い少し高めの岩の出っ張りに座り)
>螢火姫
・・・私も同じ様なものよ、名前以外何にも覚えてないもの
(遅れて剣の所に着いたが呟きが聞こえていたみたいで隣に来れば、目を伏せて少し憂いだ表情で自分も同じ状態だと話す掛けて)
キュウビ>
不明:……気付いたら…雪山に居た。何がどうなったのか記憶が抜け落ちててな(煙草の吐く煙が少し寂しさを物語っておりましてや自分が誰なのかどうして雪山に居たのか。全ての記憶が無く、気付いたらこの姿になっていた『鬼神の業が、鬼なら、人間の罪が影になるな』と新たな敵の出現を予知し)
名前:ミリア
性別:女性
年齢:18歳
種族:デイウォーカー(人間とヴァンパイアのハーフ)
能力:
・ヴァンパイアの様に変身、魅了、飛行の様な様々な能力を持たないが、代わりに陽の光、十字架、銀、流水といった様々な弱点も持たず、そして高い身体能力と人間よりは高い回復力を持っている。
・両手に銀の剣速を加速させるレイピアを召喚することができる。
容姿:
身長152cm。全体的に細身な体型。色白な肌。灰色の腰まで届く髪をワインレッドのリボンでツインテールにしている。瞳の色は赤で鋭い目つきをしている。ワイシャツのタイにワインレッドのリボンを結びダークブラウンの膝上丈のスカートを着用。上からスカートと同色のジャケットを着用。黒いハイソックスと黒いブーツを履いている。
備考:瓦礫と化した世界に生き残った一人。目の前の欲を優先して生きている。
(/参加希望です。確認お願いします)
>螢火姫
そうなの・・・あら、そうなると今に人間の形をした影が襲い掛かってきそうじゃないの
(哀愁漂わせている様子に自分は何ができるのかと思っては彼の予知を聞いては鬼との戦いの後に連戦は嫌だと少し不満そうに)
キュウビ>
不明:連戦にはならねぇ……今のところは(影は鬼と同じく動きが不規則で読みづらい点と結界に弱い。姫が既にこの周囲に札をあちこちに貼っているので謂わばレーダーの役割も果たしている。それに白鴉の気配探知能力も化け物並みに高い。それが酒を呑んでいようが寝ていようが敵が来ると真っ先に向かうと説明し)
>螢火姫
なるほど、それなら安心ね。
(彼の説明を聞けば暫くはゆっくりと休憩出来そうと思い、不安げな顔が柔らいでは胸を撫で下ろしては休憩にと自分も同じ様に手頃な岩に座り込んで)
キュウビ>
不明:……誰か分かるヤツは居ねぇかな(ポツリ呟きながら煙を吐き剣を見ると青白く光っており今の自分には眩し過ぎる光だと思い目を逸らすように銃の手入れを始め)
>螢火姫
分かる奴ねぇ~・・・私も聞きたいものよ
(と言っては剣を眺めて、ふと最初剣に触ろうとした時に鬼に襲われたなと思っては立ち上がり剣に触れようと手を伸ばそうとして)
(/横やりで失礼しますけどフルリメイク等のけんは私は良いと思いますよ)
キュウビ>
不明:……何故ここに刺さっているのか……それさえもわからない(だが、錆びる事もないこの剣は何か守護的なものである事は確かなのは明白でこの剣の使い手は相当な強さだったのだろうと思い)
(なら、作りますか)
>螢火姫
すごいわね・・・だいぶ時間が経っているというのに力が残っているわ
(手を切らないようにゆっくりと剣を撫でては何かの力を感じとたのか感嘆し)
(/もし、良ければですがリメイク版にキュウビも連れてきて良いですか?)
キュウビ>
不明:それのせいか、弱い鬼は来ない………(煙草の煙を吐きながらあの剣がただ物ではないと思い持ち主を無くしても大丈夫らしく)
(どうぞ、どうぞ。出来てますので)
>螢火姫
そう・・・ちょっとした良い休憩場所にはなるわね
(話を聞けばそう答えると「ねぇ、この剣を持つ人ってどんな人なのかしらね?」と何気なく問いかけて)
(/有難うございます!)
キュウビ>
不明:さあな……ただ、雨風に晒されてもこうして丈夫だ……相当の使い手だったんだろ(剣から感じる使い手の想いのようなものがこの剣に宿っていると考えれば使い手も相当の実力を持っていた事は簡単に考えられ)
>螢火姫
そうね・・・一度だけでも会ってみたいし、鬼神として手合わせもお願いしたいものね
(同意するように頷いては剣を撫でるのを止め、手を引っ込めては叶うこともないと少し諦めたように呟いて)
キュウビ>
不明:………何が起きたんだろうな。この世界に(人間や鬼神も消えたこの世界で自分は元より姫ですら何故この世界にいるのか見当が付かず、白鴉にとっては酒を呑むにはうってつけなどととんでもない事を言い出しているなどと呆れながら説明し)
>螢火姫
やっぱり、ここにいる皆も知らないのね・・・
(皆も今のこの世界の事を分からないことに残念そうにため息をついては「何かヒントみたいなものはないかしら?」と呟いて)
キュウビ>
不明:……ヒント……うっ!(急に頭が痛み出すと二人組みが鬼神を見ていてその先にはキュウビと同じような姿の鬼神が見え、まだ世界は滅んでいない光景が頭をよぎり『何だ?この映像は何だ?』と呟くように言うと元に戻り)
>螢火姫
どうしたの!?まさか、さっきの鬼との戦いで怪我でもしたんじゃ・・・
(ヒントがないかと考えている時に苦しむような声を耳にすれば、直ぐに彼の方に振り向いては心配そうに話しかけようとして)
キュウビ>
不明:いや。お前みたいな鬼神が二人組に狙われててな……やっぱりな(説明するより先にあの剣を見ると大きく明滅しておりあの剣が別の世界、別の場所での戦いを見せてくれた。そして『あの二人組と……お前に似た鬼神は戦ってはならねぇ』と言い)
>螢火姫
私に似た鬼神?それはどういう・・・
(と意味が分からないと首を傾げるが彼が剣を見ているのをみれば、自分も見ようとすると「こ、これは崩壊前の映像かしら?」と別世界での戦いの映像を目にしては驚いては「戦いを防ぐにもなんとか接触できなければ意味がないわ」と返して)
キュウビ>
不明:かと言ってどうしろと(映像は見えるが声が届くさどうかは分からずあの剣が向こうにも現れてくれたらこっちの映像や声も届くと思い一か八か剣に触れ向こう側にもこの剣が出てくれる事を祈り)
キュウビ>
不明:……聞こえるか?そっちの『俺』(剣に触れながら、ん?俺?と思い一時的だから記憶が蘇り『聞こえてんなら返事しろ!西原櫂斗!』と怒鳴り付けるようにも取れた発言をし)
>螢火姫
・・・櫂斗?何処か聞いたことあるような・・・(向こうの世界の彼?である男の名前を怒鳴り声で呼んでいるのを聞いて、自分もなにか思い出しそうになっては自分も剣に触れて「お願い、話を聞いてほしいの」と向こうの方に話しかけようとして)
キュウビ>
不明:いいか?良く聞け……こっちの世界は何かで滅んだ。思い出せないがな(何かで世界は滅び人間も鬼神も消えた。残されたのは瓦礫だけでこっちの世界に一体何が起きたのか分からず、一つ分かる事は『お前らは戦ってはならねぇ……戦えば必ず後悔する』と言い)
>螢火姫
信じられないかも知れないけど本当なの・・・だから、争ってはダメよ
(向こうの男を見据えては自分も説得するように声を掛けてきて)
キュウビ>
何してるの?(只ならぬ事態を察知したのか二人の元に来ると状況を把握し『過去に繋がったの?不明さん、そっちに"捻れた者達"を気を付けてと言って』と言うと不明は『向こう側で引き金を探ってる。今言うのは得策じゃねぇ。それにその奴らも俺達は聞いた事がねぇ』と言い)
>螢火姫
そうね・・・えっと、言うのもなんだけれどもその捻れた者達って何かしら?
(会話の途中に聞いた単語が聞いたこともないため話しにくそうに聞いてきては)
キュウビ>
……この世界がこうなった原因の一つ(はっきりと明確に原因である事象の一つをさらりと言う螢火姫の言葉に不明は『じゃあ、そいつらが残したもんが鬼って事か……』とまたシケモクに火を付けあの剣は過去と繋がってるのかと思い)
>螢火姫
なるほど。だとすると厄介なものを残してくれたわね
(蛍火姫の言葉と不明の考察したものに少し怪訝そうに言えば「過去に繋がるねぇ・・・この剣は一体何を見たのでしょうね」と剣を見ては呟いて)
キュウビ>
………もし、この剣の持ち主が酷い惨状を見たなら(そこで言葉を切って目を伏せる。不明は黙ってタバコを吸い黙っている。この剣が過去と繋がっているならそれの二の舞にはしたくない。だから過去と繋いだと思い『最も……向こうには参謀が居るようだ』と不明を呟き)
>螢火姫
その様ね。見た感じはとても優秀そうな参謀みたいね
(振り袖を着た狐の獣人が現れている映像をみれば「私も記憶がないだけ会ったことあるみたいね」とその挨拶する映像の様子をみて呟いて)
キュウビ>
………どうやら来たよ(剣から見える渦巻き状の何かが現れたの見ると剣を通じて『あれが”捻れた者達”私達の世界がこうなったら原因の一つだよ』と言うと向こうはその渦巻き状の何かを見据え)
>螢火姫
あれがこの世界を崩壊させた原因・・・
(剣を通じて渦巻き状の何かが現れるのを見れば
彼女と同じ様に見据えて、向こうの世界の人達がどの様な反応を示すか見ようとして)
キュウビ>
……一人だけ喜んでない?(世界の敵が来たのに妙に笑みを浮かべている一人を見ては呆れ不明は『紛れもねぇ、闘争本能に火が付きやがった』と言うと剣はその笑みを浮かべている者の手に収まり)
>螢火姫
あら、よっぽど戦いが好きなんでしょうね
(笑みを浮かべている一人に呆れているとその男の手に剣が収まるのを見れば「この人があの剣の持ち主なのかしら?」と呟いて)
キュウビ>
不明:……どうやら……俺らも戦うらしい(遠くに渦巻き状の何かが現れ白鴉は『過去と未来を巻き込んだ戦争ですね』と言うと不明は『アレを取りに行く。銃じゃ力不足だ』とタバコを足で消し新たな武器を取りに行き螢火姫は『来るよ!』と言い)
>螢火姫
あらあら、ゆっくり観戦させてくれないようね・・残念だわ
(映像と同じく渦巻き状の何かが現れたのが分かると少々面倒そうに現れた方向に目にやってはそう言い)
キュウビ>
滅ぼした未来にも消すべき者達を見つけたようだね(渦巻き状の何かから捻れた者達が現れどうやら過去も未来も消しておくべきだと思いこっち側にもよこしたと判断し戦闘態勢に入り)
>螢火姫
そのようね、でも今度は簡単には消されてたまるものですか
(同意するように頷いてはこちらも札を手に持ち構えて戦闘体制に入り、敵に睨み付けてはそう言い)
キュウビ>
不明:敵の多さはあっちと変わらないか(右手に剣にリボルバー機構、左手に自動拳銃機構の剣を持ち現れ続いて白鴉も『お姐さん方……準備万端ですねぇ』と仕込み杖を少し抜き大軍の如く押し寄せる敵に向かい走り出し)
>螢火姫
勿論、何事があってもいいようにってね
(と白鴉にそう返しつつ大軍の如く迫りくる敵に次々と札を投げつけては爆破させたり燃やしたりなどして敵を処理し)
キュウビ>
……向こうとも連絡取りながら戦う。あっちは初めての敵だからね(剣を通じて『聞こえる?姿を消したヤツには気を付けて。死神の異名を持った厄介者だよ』と過去にアドバイスしつつ戦い)
>螢火姫
同じ敵を送ってくるとしたら、あの厄介者も来てそうね
(過去と同じ敵が現れるとしたら死神?も来てるはずと思い、周囲を警戒しながら敵を処理しては)
キュウビ>
うん。何処に現れるか(一度戦っているから分かる。その強さは雑魚とは比較にならない強さで姿を消すのもそうだがその鋭利な鎌の威力もまた段違いで『大丈夫かな』と心配しつつも戦い)
>螢火姫
現れるとしたら以外と近くにいそうだけどね
(いつ現れるか分からない死神に警戒をしながらも敵を倒していては向こうの世界のことも心配で流し目で剣を見ていては)
キュウビ>
マズイ……あの人がやられては(向こうで櫂斗が怪我を負い援護しながら戦っているのを見て『こうなれば』と言うと向こうに霊力を飛ばしその死神が攻撃する予兆、つまりは宙に浮いている物体を見えるようにし)
>螢火姫
どうやら、何とかいけれそうな感じね
(螢火姫の援護のお陰で死神の攻略が分かった様子を剣の映像で確認すれば呟いては「あとは私達の所にはくるかどうかね」と改めて警戒をして)
キュウビ>
うん。ただ(心配なのは死神より寧ろ敵に向かい走って行った二人。相変わらずの暴れ振りに少し呆れつつも二人も死神への警戒は怠っておらず『私達はあの死神を叩こう。先手必勝なのは戦いの基本でしょ?』と尋ね)
>螢火姫
ええ、そうね
(暴れている二人に少し苦笑気味で見つつ同意するように頷くとまず最初にと宙に浮く何かを特定しようと霊力を放出させようとし)
キュウビ>
あっちはどうやら凌げたみたいだし(過去ではとりあえずの戦いは終わっており、後はこっちを凌げればしばらくの心配はないと思い霊力を纏った鎖を死神に射出し当たると悲鳴を上げ『避けると思ってたけど』とあっさり当たってしまい)
>螢火姫
あら、以外と弱いわね?
(いとも簡単に当たったので少しだけ拍子抜けしては「とりあえず、倒しやすくはなったのじゃないかしら?」と言えば自分も追撃にと札を投げつけては爆破させようとして)
キュウビ>
……最後まで油断はしない(暴れ回っている二人をよそに自分達は死神に集中する。いくら倒しやすくなっているとは言え何をして来るか油断ならない。だがチャンスならここで総攻撃をと思い二人に『雑魚はその辺で。後は死神を!』と指示を出すと死神相手に二人掛かりで暴れ回り)
>螢火姫
おっと、そうよね
(油断するなと注意されると相手は弱っても厄介な死神だと気を引き締めて、二人に続いて攻撃しようとして)
キュウビ>
弱ってるね。やっぱり未来から来るのは強いけど、過去から来るのは弱くなってる(だが相手は死神、油断ならないのはどの場面でも言える事で『二人が暴れたから弱ってる。一気に叩こう!』と言うと札を出し霊力をありったけ込め)
キュウビ>
行くよ!(二人が気を引いている内に霊力を限界まで込め不明は『鴉、二人が霊力を溜めてる。放ったらギリギリまで引き付けて離れる』と言うと鴉は頷き)
マミムンさん
(/ええ。可能ですよ)
>螢火姫
今からぶっ飛ばすからちゃんと避けなさいね!!
(螢火姫とほぼ同じタイミングで限界まで貯めてはそのまま霊力を込めた札を敵の方に投げつけようとして)
キュウビ>
不明:鴉、散れ(ギリギリまで引き付けて鴉と不明は瞬間的に死神から離れると同時に螢火姫とキュウビの攻撃が死神に直撃し死神は悲鳴を上げ倒れ)
>螢火姫
よし、やったわ!
(死神が悲鳴を上げて倒れるのをみれば小さくガッツポーズをして喜んで「あとは雑魚処理するだけね」と言って)
キュウビ>
もう終わってるよ(見れば不明と白鴉が残党狩りを既に終えておりとりあえずはこの第一波を凌げた事に息を大きく吐き安堵し)
>螢火姫
あら、そうなの
(終わっていると聞けば、安堵しては肩の力を抜いてため息をつき「なんとか凌げたわね」と言い近場の岩に座って休んでは)
キュウビ>
不明:とりあえずは片付いたが………人手が足りないな(タバコに火を付け煙を吐くと白鴉は『今の戦力は過去に比べると相当ですからねぇ』と近くの岩に座り螢火姫はこの後の事を考え始め)
キュウビ>
……何か移動手段があればいいけど(現状として先ずは何かしらの移動手段、そして戦力の立て直し、その二つが打開されないと次の手を打つのは厳しいと思い)
>螢火姫
移動手段ねぇ・・・今の世界だったら私の本来の姿で皆を乗せられそうだけどね
(遠くの方に見るように話すと「当分の戦力は私の式神で何とかしてみる?」と聞こうとして)
キュウビ>
負担にならない?(そうこうしてる間にも過去には敵が行っている。ここで手をこまねいている訳にも行かない。すると不明が『支部の地下にある戦艦を使おう。過去の世界で叩き起こされた龍だ』と言い)
>螢火姫
大丈夫よ、なんとかするわ
(と答えると「戦艦を?・・今も使えるのかしら・・・」と戦艦を使おうと聞けば不安そうにそう言い)
キュウビ>
あの不沈艦アドミラルを?(不明が頷くと支部全体が揺れ始め『白鴉さんが居ないと思ったら起動しに?』と言うと白鴉が『全員何かに掴まってておくんなせぇ』と言い地下から巨大な龍が現れ始め)
>螢火姫
うわわ!
(急いで近場の岩を掴んで揺れを耐えては「わあぁ~・・・これは大きな龍ですね」と地下から現れた龍に驚くように呟き)
キュウビ>
全長はおよそ6000kの巨龍(支部がそのまま艦橋に変わり不明が『姫が艦長だ。仲間を探しに行くぞ』と言い白鴉も帰って来ては酒を飲み螢火姫は『アドミラル、発進!』と言うとそのまま移動し)
>螢火姫
結構放置されてたのに以外とスムーズに動けているわね
(移動を始めるとゆっくりと流れていく風景に見ては心なしかワクワクするが「にしてもよく起動出来たわね」と呟いて)
キュウビ>
まあ、生体兵器だからね。エネルギーさえあれば半永久的に動けるよ(その巨体もそうだが持っている武装も並外れており『キュウビさん。レーダーお願い』と言うと操艦を不明が担当し螢火姫は艦長となり)
>螢火姫
なるほど、それは便利ね
(説明を聞いて納得し「了解、何か探知したら知らせるわ」と返事をしてはレーダー観測機の画面を見ては)
キュウビ>
先ずは生き残っている人を探そう(この瓦礫の世界でも希望はある筈。力になってくれる人は必ず居る『先ずは欧州に』と言うと不明は『欧州だな……噂だと人体実験をやった場所だと聞いてるが』と言い行ってみないと分からないと思い欧州へと舵を切り)
>螢火姫
人体実験ねぇ・・・良からぬ事をやったものね
(不明の話を聞いては少し怪訝そうにすれば「その実験で作られた化け物が出なければいいけど・・」と不安そうに呟いて)
キュウビ>
……怖い事言わないでよ(ただでさえ捻れた敵を相手にうんざりしているのにまだ新手が現れようものなら脅威にもなり兼ねないと思い『でも、欧州で何か見つかるかもね。崩壊する前は色々とやってたし』と不安と期待が入り混じった言い)
>螢火姫
あら、ごめんなさい。怖がらせちゃった?
(螢火姫の反応にいたずらっぽく笑えば「そうね、私の母である人もいると良いのだけど・・・」と寂しげにそう言えば)
キュウビ>
私にも親……血は繋がってないけど親同然の人がいるから(崩壊から生き別れてからかなりの時間が経過している。無事かどうかは分からないが欧州にいてくれると何かしらの情報は持っていると期待し)
>螢火姫
そう、貴方にもいるのね・・・
(と目を伏せては憂いで、今向かう欧州に母がいることを祈りつつ何も反応もないレーダーの画面を眺めては)
キュウビ>
不明:もう一人と会えればな(螢火姫にはもう一人、会いたい人がいる。だがその人も崩壊と同時に姿を消し生きているのか死んでいるのか分からないが『生きているなら会いたいよ。でも、こればかりは祈るしかないよ』と自信無さげに言い)
>螢火姫
大丈夫、きっと会えるわ
(自信無さげな螢火姫を勇気づけるように言えば「それにそんなショゲている姿を見せたら会いたい人に心配されてしまうわよ?」といたずらっぽく笑って冗談を言えば)
キュウビ>
そうだね。会えたら笑顔で会いたい(きっと無事でいる。そう思いようやく欧州に着くとやっぱり瓦礫の山で『欧州支部があったのはあそこだね。やっぱり崩れてる』と世界の崩壊は現実でアドミラルを空中に停泊させ降り立つと辺りを見渡し)
>螢火姫
ふむ、ここも同じ様ね
(自分も同じように周辺を見渡しては「取り会えず進んでみましょうか?」と先陣きって奥に進もうとして)
キュウビ>
羅刹:やれやれ、幻灯籠世界から出て来たと思えばまさか此処とはの(身長以上の深紅の刀を持ち着崩した着物に裸足という如何にも怪しい女の子が居り螢火姫は『めんどい人が居る』と言い)
>螢火姫
あら、そうね・・・
(目先の怪しい少女を札を取り出しては警戒するが「あーでも・・念のため声をかけてみる?」とそう尋ねては)
キュウビ>
暇だから来たんでしょう(むしろそれしか考えられず羅刹に『幻灯籠世界からはるばる何用?』と尋ねると羅刹は螢火姫を見て『なんじゃ!人がせっかく訪ねて来れば』と子供らしさ全開で怒り、螢火姫は溜め息を吐きキュウビに紹介し)
>螢火姫
私はキュウビと申します、どうぞよろしく
(と自分も羅刹に軽く自己紹介をすれば「あなた達って知り合いだったのね。他に誰もいないかと思ったわ」と意外そうにそう言っては)
キュウビ>
羅刹:しかし、あちこちボロボロじゃの(キュウビの挨拶に挨拶で返し『のう、姫や。やっぱりあやつらか?』と言うと螢火姫は頷き羅刹は腕組みをしながら考え始め)
キュウビ>
羅刹:もし敵があやつらだけなら事は簡単じゃが(他にも敵が居るような気配がして幻灯籠世界からやって来ており『今のところはあの捻れた者達だけだね』と言い)
>螢火姫
それ以上のものがいるってことね・・・面倒だわ・・
(話の内容からして捻れた者以外の敵がいると考えては気だるそうに呟いては)
キュウビ>
羅刹:……ところで……おぬしら、人探しか?(とりあえず今は考えるのは後にしてこの欧州に来たのは人探しかと思い尋ねると『姫とそこな狐の娘の探し人なら居るぞ』と言い)
>螢火姫
え、本当に!?
(自分の母親がいると聞けば、羅刹に身を乗り出すように近寄っては「それで今はどこにいるのですか?」と尋ねては)
キュウビ>
羅刹:誰かは知らぬがコールドスリープ?みたいなカプセルで眠っとる(コールドスリープにかけた人が誰かは分からないがその人にとっては特別な人なのだと言い二人を案内するかのようにとある施設に入るとコールドスリープされた桔梗とクオンが居り)
>螢火姫
お母さん!!
(羅刹に着いていけばコールドスリープされている二人を見つけると駆け寄り、急いで目覚めさせようと色々といじくろうとして)
キュウビ>
羅刹:妾も色々やってみたがどうやら設定を固定化しておるようじゃ(モニターを見ながら目覚める時間は後二時間程度と分かり『これこれ、余り弄るでない。防御システムが反応するぞ』と言うと警報音が鳴り)
>螢火姫
え、そうなの?それを早く言ってほしかったわ・・・
(警報音が鳴り響けば顔が強ばり、何かしら防衛システムが発動するだろうと何が起きても言いように周囲を警戒して)
キュウビ>
羅刹:ふむ、少しゴタゴタしたが時間じゃな(二時間が経過し二つのカプセルから蒸気が流れ出し蓋が開き桔梗が目覚めると『約束の時間ピッタリじゃな。ん?おお、火垂、息災だったか』と言うと螢火姫は頷き)
>螢火姫
クオン:う、むぅ・・・やっとで時間がきたのか
(目覚めると起きたばかりで少し動きずらそうに上半身を起き上がり「おぉ、火垂にキュウビ・・・大丈夫であったか」と言えば、「お母さん」とキュウビがクオンを抱きしめてきてはそれを受け入れ、キュウビの頭を優しく撫でて)
キュウビ>
桔梗:妾達を保護したのは紛れもなく櫂斗じゃ。そして、姿形は変わっても火垂の側におった。そうじゃな?(そこには不明が立っており顔を覆っている包帯とサングラスを外すと青白い顔になっていたが紛れもなく櫂斗で螢火姫は驚きで固まり)
>螢火姫
・・・薄々感じてたけど、やっぱり貴方だったのね
(不明の素顔を見ては最初は目を見開いて驚いた表情をしたが直ぐに懐かしむように微笑んでは)
キュウビ>
櫂斗:黙っていて悪かった。だが、俺の身体が完全に再生するまで時間が必要だった(腕を捲り上げると青白く結晶化しており『俺はあの戦いの直後誰かに拉致され人体実験にされた。この欧州でな』と言い様々な薬を投与され更には鬼神と同じ身体能力と戦闘能力を付与され、その実験の日々は正に地獄だったと伝え)
>螢火姫
そんなことが・・・
(拉致され実験台にされた話を聞き結晶化した腕を見ては助けにいけれなかった申し訳無さに口を噛んで)
キュウビ>
櫂斗:だが、そんな人体実験から助け出してくれたのが、白鴉だ(白鴉も実は同じように人体実験をされて脳と脊髄以外全て作り物で身体の各所に武器を仕込まれておりその改造には麻酔無しという酷いもので桔梗は『昔からこの場所はそういう場所じゃ、人を人とも思わぬ所業』と言い助けに行ってまさか自分が眠らされる事になるとは思わず)
>螢火姫
クオン:私も助けに行くつもりがやられると思ってなかったわ
(桔梗と同じ理由で眠らされたようで自嘲気味に話しては。キュウビは「なるほど、私が居なくなってる間にそんなことがあったのね」と話を聞いて呟いて)
キュウビ>
桔梗:最も…一番辛かったのは、他でもない火垂じゃ(瓦礫と化した世界にたった一人置き去りにされ、頼るものなく敵と戦い続け精神は既に磨耗していたがこうして再会出来たのもまた運命だろうなと櫂斗は言い螢火姫は無言で櫂斗に抱き付き)
キュウビ>
櫂斗:で、これからだが(螢火姫の頭を優しく撫で続けながら今後の行動について『捻れた者達が一体何処から来るのか…それを判断する材料が必要だ』と言い次なる目的地は曰く付きの天照本部で)
>螢火姫
クオン:うむ、それなら行こうではないか
(特に質問することもなく頷いては建物の外に出ようと歩こうとして)
キュウビ>
桔梗:そこも滅びたと聞くが……まさか人体実験の本拠に向かうとはの(滅びる前はかなりの戦力を有していた本部も捻れた者達の攻撃に遭い建造物だけを残して瓦礫と化している。そんな曰く付きの場所に向かうのは少しだけ気が重くなり)
>螢火姫
クオン:気を重くするのは分かるが手掛かりを見つけるのなら行くしかないぞ
(露骨に気の進まない様子に内心自分も行きたくないと言う風にため息をついては桔梗にそう話しては)
キュウビ>
櫂斗:なあ、火垂。悪かったからいい加減離れてくれないか?(無言のまま抱き付いており一向に離れる気配を見せない螢火姫に呆れながら言い仕方ないとばかりに抱き上げ『行こう。火垂はしばらくこのままだ』と何故か笑みを浮かべ)
キュウビ>
桔梗:アドミラルを見るのも久方振りじゃ(変わらぬ巨体を見上げいつかまた必要な時まで眠っていたと考えれば感慨深いもので『妾が動かそう。天照本部までは二日の距離じゃ。それまでは自由じゃ』と言い)
>螢火姫
クオン:あぁ、分かった
(目的地まで自由だと聞けば久しぶりに会った娘と話をしようと思い、キュウビを引き寄せては何気ない会話をはじめていて)
キュウビ>
櫂斗:怒っているのか?(二人だけになり未だ抱き付いて離れない火垂を見て怒っているのか泣いているのか分からず尋ねると首を横に振り『……何で置いてきぼりしたの?』と言われると答えに困り)
>螢火姫
・・・あら?
(クオンと何気ない話をしていたときに二人の声が聞こえると盗み聞きしようと隠れるとクオンは「なに盗み聞きしとるんじゃ」と聞こえないようにキュウビに注意をして)
キュウビ>
櫂斗:悪かった。だが、ちゃんと帰って来たろ?(それに本来の敵が居る可能性がある場所で自身の正体をバラすのは危険と判断し敢えて不明を名乗るも螢火姫は納得出来ず抱き付いたままで)
>螢火姫
ねぇ・・・そろそろ離れたら?櫂斗も謝っているしね・・
(なかなか離れない様子に居ても立っても居られず出てくれば差し障りないように離れるように螢火姫にそう言ってきては)
キュウビ>
……次置いてきぼりしたら許さない(顔を上げるとボロボロと涙を流しながら櫂斗を見て『分かった。約束する』と言い螢火姫の涙を拭い)
キュウビ>
羅刹:あの二人には切っても切れぬ絆があるからの(いつの間にかいた羅刹は二人の様子を見て『櫂斗も火垂もずーっと探しとった。精神が擦り切れても必ず会えると信じてな』と言い笑みを浮かべ)
>螢火姫
えぇ・・本当に会えて良かったわ
(羅刹の言葉に頷いては自分も笑みを浮かべて言えば、これ以上二人の邪魔はさせないようにその場から離れようとして)
キュウビ>
羅刹:しばらく二人だけにしてやろうかの(これ以上ここに居るのは野暮な話で『お主はクオンとは話さぬのか?』と首を傾げながら尋ね)
>螢火姫
話そうとしたけど・・・以外と話にくいものでね
(羅刹にそう尋ねられると言いにくそうに言えば「話す勇気がなくて丁度櫂斗達を見つけたからちょっとだけ抜けて来たのよ」と話して)
キュウビ>
羅刹:お主も大変じゃの(そんな自分も幻灯籠世界に居るのがに飽きてこっちに来たと思えばキュウビの気持ちも分かり『じゃが、話せる時に話した方が良いぞ。後悔してからでは遅いからの』と言いつつ櫂斗と火垂を見つめ)
>螢火姫
・・・そうよね
(櫂斗と火垂を見れば上記を呟き「私、話してみる」と羅刹に告げるとクオンの元に向かい「ねぇ、お母さん・・・私ね」と言いずらそうに話そうとすればクオンは優しく微笑んでキュウビを抱き締めて)
キュウビ>
羅刹:ところで桔梗よ。お主はいいのか?(操舵をしている桔梗に尋ねると『しばらく二人にさせておく。妾も鬼神とはいえ二人の親代わりじゃ。あの二人がどれだけ荊の道を歩いて来たか』と呟くように言うと羅刹は笑みを浮かべ)
>螢火姫
わ、私ね・・・助けに行きたかったけど戦争の最中に気を失って・・・それで・・
(と助けに行けなかった申し訳無さに涙ながらクオンに謝り「謝らなくて良い・・無事に会えてるだけでそれで良いのだ・・・」とクオンは首を振って言い)
キュウビ>
桔梗:今はゆっくりと時間を取らせる(アドミラルは天照本部に向かい動き羅刹は『世界がこうなった原因が分かれば良いがの』と言うと桔梗は『その本部に手掛かりがあればの』と返事し)
>螢火姫
クオン:・・・きっとあるだろ、意味ありげな場所だしな
(泣いてるキュウビをなだめていると二人の会話が聞こえて、少し割り込むように言い)
キュウビ>
桔梗:クオンよ、娘は良いのか?(時間を取らせたのは空いた時の埋め合わせをさせる為にしたもので櫂斗と火垂はもう少しだけあのままにしておこうと思い間に割って入らずクオンを見て『お互い子を持つと苦労するの』と微笑み)
>螢火姫
クオン:大丈夫だ、寝かせているさ
(娘の事はいいのかと言われると泣き疲れて寝ているキュウビを撫でて言い「そうだな・・・」とこちらも微笑み)
キュウビ>
桔梗:可愛い寝顔をしおって(寝ているキュウビの顔を見て笑みを浮かべると羅刹が『櫂斗と火垂は二人で寝ておったから毛布の一つでもかけておいたぞ』と言い桔梗は感謝を込め頷き)
>螢火姫
クオン:そうか、櫂斗達も寝たのか・・・二人には迷惑かけたものだな
(櫂斗達も寝たと聞いては頷き、ホッとしては自分らが眠っている間にくろうしていたと思えばそう呟き)
キュウビ>
桔梗:何から何まで済まぬ。羅刹(二人が寝たとなれば一安心しまだ喧嘩でもしてるなら止めようかと思ったが二人の信頼関係に安堵し『さて、二人に苦労をかけた分今度は妾達じゃな』と言い)
>螢火姫
クオン:あぁ、眠った分働かなくてはな
(同意しては頷き「動くにも情報が必要だが本部の方で何か良い情報が得ればいいが・・」と呟き)
キュウビ>
桔梗:うむ(それから二日、アドミラルは天照本部まで後少しまで来ており、櫂斗と火垂は目覚めアドミラルにあった新しい武器を持ち『ふむ…此処も瓦礫か』と言い広いプラント状の本部を映像で見てはこの分だと生存者は期待出来ないとしながらも手掛かりがあると確信し)
>螢火姫
やっぱり此処も廃墟ね、予想はしてたけど・・・
(映像を見てはそう言い「まぁでも実際に行ってみないと分からないよね」と呟き、直ぐに降りても良いように準備をし初め)
キュウビ>
櫂斗:ん?なんだ?あの黒いの(櫂斗が映像を切り替えると本部に黒い影のような物体がありゆらゆらに揺れており詳しく見ると人の形をしており『何かの残留思念体?』と火垂も首を傾げながら見ており)
キュウビ>
桔梗:敵対心は無いようじゃな(用心するに越した事は無いが接触しないと何も分からないと思いアドミラルを降りて思念体に近寄ると『やっと来たか。数十年待っていた』と言うと櫂斗と火垂は同時に首を傾げ世界が瓦礫になったのはついこの間と思っていたが……数十年も経っていたのかと思い)
キュウビ>
櫂斗:……幻冬戦争が終わったのはいつだ?(思念体に訊くと『神歴139年十二月、空亡を倒して終結』と答えると更に今は神歴何年だと訊くと思念体は『神歴136年』と答えると桔梗は驚き『バカな……妾の時間では幻冬戦争はもう』と言うとどうやら見つけた何か。その何かがここで分かると思い中に行こうとし)
キュウビ>
櫂斗:桔梗姐がショック受けるのも分かる(どうやらここでとんでもない手掛かりが見つかりそうか予感がし中に入ると外が瓦礫の割には中は意外にしっかりしており入って来た入り口を見ると瓦礫になっており『やっぱり時が歪んでたか』と呟き)
>螢火姫
一体、何の此処は・・・
(中に入ればちゃんとした場所であるのにまた入ってきた所が変わっているのを見ては驚愕しており)
キュウビ>
櫂斗:あちこちに思念体が居るな(本部内ではあちこちに人型の半透明の思念体が居り『おい、此処は何だ?』と尋ねると思念体は『此処は未来遺跡アマテラス、過去と未来の縮図の地』と桔梗はやはりそうかと呟き火垂は『キュウビ、クオンさん……知る覚悟は出来てる?これから中央制御室に行くけど』と訊き)
>螢火姫
ええ、勿論。ここまで来たんだもの引き返せないわ
(尋ねられれば頷きそう返事し、クオンも「私もキュウビと同じだ」と返し)
キュウビ>
白鴉:来やしたね(中央制御室に向かうといつの間にか白鴉が居り今にも刀を抜く体勢に入っているが櫂斗は銃を構え『あんただろ?過去の天照本部の最高戦力は。俺らをここにお引き寄せる為に』と言うと刀を収め調べたい事があればどうぞ言う風に譲り火垂はまだ生きている端末から調べると固まりそれを見た桔梗は目を覆い)
>螢火姫
火垂ちゃん達どうしたの!?
(いつの間にかいた白鴉に警戒したが刀を納めたのを見れば端末を調べた火垂達が驚いている様子に何があったのかと見に行こうとして)
キュウビ>
櫂斗:おい、まだ生きてんならモニターに映せ(多少ノイズが入り巨大なモニターが現れるとそこには幻冬戦争終結後に鬼神を駆逐する研究として捻れた者達、通称『禍神』の研究とその軍事転用が記されおり、捻れた者達の離反で未来と過去の天照本部が共闘して禍神との戦いに勝利した。だが禍神の過去に飛ばす能力で過去と未来の天照本部が禍神が支配する世界に滑り込みまたしても戦争に発展、勝ったものの人類も鬼神も消滅し禍神は消え今のような世界になったと記されており火垂は嗚咽を漏らし桔梗は優しく火垂を抱き締め)
>螢火姫
っく、天照本部め!
(モニターから流れる情報に怒り、端末をダンッと叩き叫んでは。クオンは「本当に厄介なことをしおったな・・・」と眉を潜めて)
キュウビ>
白鴉:最初は……あっしはあんたさん方が首謀者かと思ってやした……幻冬戦争を終結させた英雄がしでかしたと(しかしモニターには幻冬戦争中の天照本部の様々な悪行が記されており櫂斗は『つまり、ここは…過去の過去、平行世界の果てか?』と白鴉に尋ねると頷き、モニターには雪山で鬼神化する櫂斗や幻冬戦争後に出来た灯籠学院、別世界での鬼神の戦い、本部結成まで様々な平行世界が映し出され)
キュウビ>
桔梗:なら、どうすればいい?過去やこの平行世界を救うには(白鴉は黙って刀を抜く体勢に入り櫂斗は銃を構え『あんたを倒さないと……過去はおろか平行世界にも行けない』と言うと火垂は首を横に振り『戦う以外に手は無いの?』と白鴉に尋ねるが黙っており、あっしを踏み越えて行かないとこの先誰も救えないと無言ながらそう答え)
>螢火姫
火垂ちゃん・・・戦うしかないわ・・
(刀を納める様子もない白鴉を見ては説くように火垂に言えば自分も札を持ち構えて)
キュウビ>
櫂斗:行くぞ(銃撃を放ちながら接近し銃床を伸ばして払うとそれを防御し指先から銃撃が放たれ銃で防御しながら後退し代わりに戦う事に疑問を持ちながらも戦うしかないと思い蹴りを放ち)
キュウビ>
白鴉:足を?!(いきなり足を凍らされ何とか動かそうとするが呪術的な面もあるのか全く動けず背後から櫂斗と火垂が『蒼緋院流……龍尾脚!』と白鴉の延髄に同時蹴りを放ちその衝撃で氷ごと前の壁に激突し)
キュウビ>
白鴉:くっ...ですが(二度も同じ手は喰らわないと黒い炎で札を燃やそうするが身体が思うように動かない。さっきの蹴りが原因かと思い何とか動こうとするが逆に拘束され『こんなもんじゃないだろ?延髄への蹴りは作り物の身体が一時的に機能不全になるだけ。だがさっさと片付ける。嫌な予感しかしないからな!』と銃撃を浴びせ
>螢火姫
攻撃なんてさせてたまるものですか!
(拘束している氷に念を送り維持させ、攻撃できないキュウビの代わりにクオンが札を針のように変形させたものを何本も相手に投げようとして)
キュウビ>
桔梗:よし、援護……(そう思った次の瞬間嫌な気配を感じ二人の前に出ると多重弾幕結界を張ると文字通り何処からか弾幕が飛び『物理的な弾幕を防ぐとは言え重いの』と言い櫂斗が上を見ると一機のマシンが機関砲を撃っており音も無く火垂が近付き蹴りを放つと白鴉の所に吹き飛び)
>螢火姫
桔梗殿、ありがとうございます
(桔梗にお礼を言い、札を構えてはマシンは一機だけではないはずと周囲を警戒し)
キュウビ>
白鴉:流石ですねぇ。あっしの相棒を蹴り飛ばすとは(自分が動けのないなら戦って貰おうと思いその機械兵、所謂巫術兵はまた機関砲を構えるが何処からともなく砲撃が飛び『よう、何年ぶりだ?お前がまだ動けるとはな』とホバー走行の巫術兵が現れ援護に回り)
>櫂斗
櫂斗、この巫術兵を知ってるの?
(何処からともなく現れた巫術兵に久しぶりにあった友人に会ったような櫂斗の反応に思わず尋ねて)
キュウビ>
櫂斗:ああ、少々古いのを改修した。以前の戦いで無くなってたとばかり思ってが(思わぬ援軍に白鴉も舌打ちをし『俺と火垂はあの巫術兵をやる。白鴉は任せた』と言い巫術兵と共に攻撃し)
>螢火姫
了解。
(櫂斗に指示されれば敵側の巫術兵を櫂斗達にまかせることにし、札を構えて「それでは覚悟しなさい」と言うと札を針のように形状を変えて投げつけようとし)
キュウビ>
桔梗:なら、存分に戦えるの(管狐を呼び出しそれらを霊力で硬化させ弾丸を造ると流石の白鴉もこのままという訳には行かず氷を溶かし『あっしも今同じ事を思ってやした』と背中から焔をたぎらせ)
>螢火姫
フッ、言ってくれるじゃないの・・・
(炎を滾らせる白鴉に面白くなってきたと少しだけ口角を上げ、もう一度札を構えると針に変形させると投げようとして)
キュウビ>
……(とは言え攻める様子も見当たらない。恐らくはカウンター型だろうと思い『接近戦は極力避けろ。何をして来るか分からん』と言い巫術兵に向かい攻撃し『攻撃の半径は焔の範囲内での迎撃型、となれば』と言い管狐の毛を硬い棘にして発射し白鴉は遠距離からの攻撃を防ぎジリジリと間を詰め)
>螢火姫
分かったわ。
(段々と距離を積めてくる白鴉に近寄らせないよう自分も札で攻撃し「でも、このままじゃらちがいかないわね」と愚痴をこぼし)
キュウビ>
桔梗:ならば、戦術No.8でカタを付けるぞ(それを聞いた櫂斗は白鴉に、火垂は巫術兵を蹴り飛ばした後に一瞬にして詰め寄り脚にありったけの霊力を込め『蒼緋院流、烈・黒龍砲』と言って蹴りを放つと白鴉と巫術兵が衝突し『陰陽道・三方重力封縛!』で重力と重力の反重力の力場を櫂斗、火垂、桔梗の三人で行い『キュウビ!クオン!お主らの得意な術にありったけの霊力を込めてぶちかませ!』と言い)
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