アルバート 2020-10-07 14:22:52 |
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眠れた!……けどあんま夢見は良くなかったな。
(流石のアルバートも昨日は早めに就寝したようで、加えて先程の先輩の気遣いもあって緊張した様子は無く、アイリスの質問にも元気良く答える。しかし、あのモンスターと初めて出会った日の夜と同じく、例の夢を見てしまったようで、少しだけ顔色が悪かった。またその夢を北の渓谷に関わるタイミングで見たことで何か関係があるのでは、と表には出さないものの内心うっすらと感じていて。とにかく、あの日に感じたモンスターの違和感、失踪事件の秘密……今日の調査でそれらの一端が見つかるかもしれない。緊張し過ぎもよくないが、全くリラックスしているというのもまた良くない、渓谷へ近づけば少し心を引き締め直し気合を入れて)
「──敵だッ!!」
(いよいよ北の渓谷に入り、調査が開始されると同時、いきなりあのモンスターの群れが襲い掛かってきたようで、前方より声がする。無論、親方含め熟練の戦士達が揃うこの調査団、しかもその前衛ともなればそれに遅れを取ることもなく、後衛に居る自分達の出番もなく戦闘は終わる。その戦闘を後ろで見ていたアルバートは、親方達の動きに舌を巻くと同時に、冷静に様子を見れたこともあってかあのモンスターに対して覚えていた違和感を確かなものとしていた)
やっぱ、あの時のあのモンスターは違ったんだな…
『ほう、来たか……』
(一方その頃、渓谷のとある場所にて……水晶に映る調査団を眺めている仮面を付けた怪しげな男が一人……)
『"アレ"を出せ。最終チェックには丁度良い相手だろう……なに、我々の計画は既に次の段階へ入っている。今更"アレ"を調べられたとて、もはや阻む術等はないさ……それに最終チェックが済み次第、ここは焼き払う手はずだ。奴等に渡る情報等たかが知れている。我等の計画に支障は無いさ』
(どうやらそれは『組織』らしかった。"アレ"を出せ、との支持を受けて部下らしき人物は、扉を開きまるで廃人のような実験体を連れ出し、その耳元に呪文を囁く。すると、その実験体はビクッと大きく体を動かし顔を上げて、明らかに狂った様子で外へ出ていき調査隊の方へと向かっていって。その様子を満足そうに見たあと、仮面の男は再び水晶へと目を移した)
(/謎の組織の真の目的は、ちょっとロルで上手く表現出来ませんでした、すみません(´`;)
人間を強化する薬を作って支配下に置いて、それを兵力にして国家転覆を狙ってるテロ組織みたいに思ってもらえれば……
今後の流れに関しては背後様の仰ってくれた内容で進めていけたらと思います。あんまり考えまとめれなくてすみません…)
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