アルバート 2020-10-07 14:22:52 |
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ふふふ……今に実践で活かせるようにしてみせるわ!
(アルバートが味方になってくれなかったことに撃沈した管理者を後目に、褒められて純粋に誇らしい表情で元々存在感のある胸を張って。なんでそんな発想と聞かれると、酷使した手を魔法で保護しながら水仕事をしていた時に思いついたというごく庶民的な経緯で、そのため少々口にするのがはばかられて言い淀んでいると、よっぽど聞き逃せないことをアルバートがあっけらかんと口走り。)
ば、ばば馬鹿!受け取めっ……な、な……あああ危ないし、そもそも!今日はアンタに剣術教えるって約束でしょ!
(真っ赤になって慌てながら否定すると、とりあえず現時点で無茶を続ける気は無いと判断した管理者が受付の方へ戻っていき、それに従って一部はアルバートに妬みと殺意、後はやれやれまたあの2人がイチャついてるよ、といった生暖かい視線を残して野次馬もはけて。気を取り直すように咳払いをすると、早朝のうちに確保しておいた木剣と盾をアルバートに投げてわたし。)
試験まで時間もないし、基本の型を教えるからそれから癖を治していくわね。
(木刀を握って、いくつかの型をその名前やどういう意図の技なのかを説明しながら空中に繰り出していく様は、まさに無駄のない演舞のようで。)
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