アルバート 2020-10-07 14:22:52 |
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えー?なんでだよ、触りだけでも教えてもらえばあとは一人…うっ、ワカリマシタ……
(まさにそう言おうとした所、見透かされ釘を刺されるように注意を受け、最もなその言葉に張り合っての反論もできずウグッとなりながら、はやる気持ちを抑えて素直に頷く。あまり面倒は掛けないようにしよう、そう決めた直後に面倒を見られている。我ながら先が思いやられると内心反省をして)
入ってねえから大丈夫。続きは明日の朝、此処でな。場所取っといてくれよ?んじゃ、またな
(昇格試験がある事は恐らく明日の朝には通達されているであろうことで。そうなると訓練場が混むことは想像するに固くない。場所取りに関しては少々ズルい気がしないでもないが、それには目を瞑ることにして。訓練場の後片付けを行い、帰り支度を整えれば宿舎へと向かっていって)
ふわ、おはよう……
(昨日はぐっすりと眠れた。高揚した気持ちも疲労には勝てず、帰ってきて体を洗えば眠くなりすぐさまベッドにバタンキューだった。そして翌日、7時頃に目を覚ませば顔を洗って宿舎一階の食堂に向かい、そこで同じ宿舎で生活している同僚達に声をかけると挨拶を返してくれる。幸い、アルバートの性格もあってか大体の同僚とは良好な関係を築けている様子だった。因みに宿舎は男女別、基本的に20歳を越えて1人前になると宿舎からは出て街の家を借りたりしている人が多いため、面子は13?19歳が殆どである。なので食堂で話す内容も年相応の物が多くなっている。そして隣に座る同僚から昨日のことを尋ねられて)
ああ、昨日は親方んとこで飯食って、そんで夜にアイリスと特訓を……
(そう言うと大体周りは羨ましそう、或いは恨めしそうにコチラを見てくるのだが、それにはもう慣れた。だって昔からそうだから。昔から幼馴染の、所謂男子人気は高かったように思う。エリートで、厳しくも優しく性格が良くて、可愛くて、その上スタイルも良いので当然といえば当然だろう。そんな彼女と仲が良いのだからやっかみも多く買った、いや買っている、現在進行形)
アイツの何がそんなに良いんだよ…キツイし、怖いし、厳しいし。大体この前だって──
(良いと言われれば悪いと言いたくなるのが人の性、その上ライバル心や無いわけではない不満も手伝って、本気ではないもののアイリスへの愚痴を述べ始める。同僚からはまたそれへの反論が飛んできて、或いは他の女性同僚の話も上がったり──女子がいない為気兼ねのない、そんな男子の会話を食堂でしながら、食事が終われば約束のため支度を済ませ、今日はギルドの方へと向かっていって)
おはようございまーす
(8時少し前位にギルドにやってくれば、それなりに先輩方も居るため挨拶は少し丁寧に。朝早くだが、それなりに人の姿は見られ今日もギルドは活気に溢れていた。そして約束通り訓練場の方へ向かえばキョロキョロとアイリスの姿を探し始めて)
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