アルバート 2020-10-07 14:22:52 |
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よぉーし、やってやるぜ!
…おお!美味そう!いっただきまーす!
(明確な目標も出来て、気合をいれた所でやって来た料理に目を輝かせる。温かい料理と家族の団らん、今日一日の疲れも癒やされるのを感じながら楽しい一時を過ごして)
へ、洗面所?なにそrって親方ぁ!?あ、アイリス……?
(そんな中話をしているとふと出てきた洗面所というワードに首を傾げ、どういうことか聞こうとした、瞬間!鋭い拳が親方の顔面を捉える!見事にクリーンヒット、親方の心配をしつつアイリスの方を見ると、とても良い笑顔をしていた。それはそれは完璧な笑顔だった。今この瞬間父親を殴った娘のモノとは思えない程に。平時であればこの笑顔に対しいくら鈍感なアルバートでもトキメキを感じざるを得なかったであろうが、現状で浮かべられているその笑顔には恐怖しか感じず、倒れた親方と何故か楽しそうなおばさんを尻目に、引きつった笑いを浮かべるしかなかった)
お、おう、行く行く!おばさん、ごちそうさまでした!
(有無を言わせない迫力をした彼女の言葉に間髪入れず直様同意を示して。ウンウンと何度も頷いてからおばさんにお礼を述べ、伸びた親方に南無と軽く手を合わせてから出掛ける支度を始めて──)
(──ギルドの近くにある訓練場、夜ということもあってか人は居ないものの、夜間での使用も想定されており篝火が焚けるようになっていて。そこへやってくれば、特訓の前に軽く運動をし体を解し始める。気持ちを引き締め直す中、さっきはあのやり取りであまり意識していなかったが、今は特訓を明日やろうと言った自分に今日からと言った幼馴染に対し、やる気の差を見せられた気がしていて。一番守りたい人であると同時に、一番負けたくない相手でもある幼馴染へのライバル心がムクムクと湧き上がってきて)
──本気で行くからな、手加減すんなよ
(訓練用の木製の剣と盾を持ってきて、改めて訓練場へと足を踏み入れる。まずは手合わせ、お互いの力量を確認するための勝負…とはいえ手を抜くつもりも負けるつもりもない。ライバルへの対抗心、闘争心を燃やしながら、不敵に笑い挑発するようにそう言って)
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