アルバート 2020-10-07 14:22:52 |
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おう!へへ、おばさんの料理ホントひっさしぶりだなー。おーし、ただいま──ぁ…?
(切り替えが早いというか、単純というか。ギルドの前に来た時点での関心のウェイトは"おばさんの料理"であり、ホントに楽しそうな表情を浮かべたまま元気よくギルドの扉を開ける、が──アイリス同様、そのギルド内の重苦しい空気にその元気が一瞬で消え去って。何かあったのか、それを聞くのすら憚られるような沈痛な面持ちで皆俯いていた。中にはフルフルと体を震わしている人も居り、不安は募るばかり。アイリスの後を付いていくよう歩き、早く親方に事情を聞こう、そう思いながら気を引き締め部屋の前に立ち、ドアが開くのを──)
──ぶふぉっ
(まぁ、そうなる。一瞬のうち全てを理解すれば内から込み上げる笑いを堪えきれず、思いっきり吹き出してしまう。そんな自分を親方が怪訝な表情で眺めるのも気にせず、必死にこれ以上笑わないようにと口元を抑えるが、2階から親方の驚きの声が聞こえてきた瞬間、抑えていたものが吹き出してしまい……ギルド中に響き渡る笑い声は、顔を真っ赤にして2階から降りてきた親方にゲンコツをいただくまで続いた、らしい)
──あーいってぇ…何もあんな本気で殴んなくったって良いじゃんかよ親方もさぁ
(報告を終わったことで今日一日の仕事は終わり、約束通り2階のアイリスの家で食事をすることに。おばさんの料理が出来るの待つ間、仕事も終わりプライベートな状態で談笑をしていて。親方を平時でも親方と呼ぶのは、子供の頃からずっとそう呼んでいたからであり。一応態度自体は仕事中はそう馴れ馴れしくならないよう気を付けているものの、先程笑ってしまった時のようにふとした瞬間平時のように戻ってしまうのはそれだけ仲がいいという証拠で)
いや規律のためって、あれはほぼ八つ当たりだって!な、アイリスもそう思うよ──っとと…そうだったそうだった
(やんややんやと中々本題に入らないまま会話を続けてしまい、その中で同意を求めるためにアイリスに視線を向けると、ハッとそのことを思い出して。一旦会話を中断すれば少し真剣な面持ちになり、アイリスにアイコンタクトで尋ねて良いか確認をしてから話を切り出して)
──昨日のあのモンスター……戦ってて思ったんだけど、なんか普通じゃなかったんだよな。上手く言えないけど、単に気が立ってたってだけじゃないくらいすげえ凶暴だったように思うんだ。そんで今日の調査では突然消えてるし…とにかくなんか変なんだよな。親方はさ、何か知ってる?
(自分の感じた違和感、それは些細なものであり、その上論理立てて説明することも出来ない代物なため報告では言わなかったことで。今は平時のため、気兼ねせずに尋ねる。それを聞いて親方も先程まで雰囲気を変え、少し黙り考え込む様子を見せて。やはり、なにかあるのかも…アイリスと顔を見合わせながら、親方からの返事を待つが……)
…え、知らない?
(親方から返ってきた言葉は少々拍子抜けするもので。さっきの長考は何だったんだとガックリしてしまう。しかし"まぁ話は最後まで聞け"という親方の言葉に顔を上げると、続く言葉に直様落ちたテンションが上がる)
昇格試験!?え、ホントかよ!?やるやる絶対やる!んで絶対合格する!!
(次の昇格試験の日程が決まった、それに合格すれば北の渓谷の調査に連れていってやるから、それまでは二人共腕を磨きなさい、というもので。その言葉に思わず立ち上がり、顔を輝かせていて)
昇格すればまた親方や先輩たちみたいな、立派な戦士に近付けるんだ…よぉし、アイリス!明日から特訓しようぜ特訓!俺は早く、皆を守れるような戦士になりたいんだ!
(どこまでも前向きな様子で、当然のように隣に座るアイリスに特訓の誘いをかける。現状二人の実力はアイリスの方が恐らく上ではあるものの拮抗していることは確かであり、その状況で一緒に特訓をすれば二人のレベルアップにも繋がると考えて)
(/了解です、何かあった場合は言ってくださいね!
良いですね!誘拐された方を助けに行く王道パターンも難なくやれそうです!その場合、誘拐されて出番のない方をどうするか悩みどころではありますが……(ウーム)
またなんと素敵な提案を…その方向で行きましょう!剣と盾を扱う戦士として伸び悩み焦るアルバートと、女性としての限界を感じ迷うアイリス、二人がその葛藤をぶつけ合って、そして良きライバルとして成長し、男女としても(ちょっと)進展する…っていう感じですね!)
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