アルバート 2020-10-07 14:22:52 |
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んっ、わりぃな
(「うるさい」の言葉も、「綺麗」の言葉も、彼女が気にしている事に微塵も気付いた様子もなくケロっとしており。鈍感ここに極まれりと言ったところである。一応「こっち向いて」の言葉の意図は察したのか軽く感謝しつつ言われた通り彼女の方を向いて。必然的に顔を見合わせる形になると、またその顔も今日はどこか何時もより綺麗だなと感じて。無論それも、今日の任務のためであると考え、しっかりしてんなぁと感心を覚えている有様。そんな事を考えていると、不意に思いがけない言葉が掛けられて)
えっ、あ……ああ、そうだな。久しぶりにまた、おばさんの料理食べたいし……今日の仕事終わったあと、行かせて貰うよ
(なんでまた突然?と疑問が湧くが、すぐに理解する。──昔からそうだった。自分が辛いとき…特にあの夢をよく見ていた頃、いつもアイリスは声を掛けてくれた。一緒に居ようとしてくれた。自分を一人にしないで居てくれた。そしてそれが、何よりの心の支えだったのは言うまでもない。最近は見ていなかったし、あれから大分月日も流れたがやはりあの夢は今でも辛く、重く、心にのしかかる。そんな状態をアイリスは今日も察してくれたのだ。幾ら鈍い自分でも、彼女のその優しさには直ぐに気付ける。自分が辛いとき、いつも向けてくれるから分かる。アイリスの言葉に戸惑った顔を見せたのは一瞬で、すぐに頷き承諾をして)
……ありがとな、アイリス
(歩くアイリスの横顔を見ながら、ニッと笑みを浮かべて。今日の分とこれまでの分、両方の感謝を込めてそう告げて)
よっしゃ!俄然やる気出てきたぜ!今日はバッチリ仕事終わらせて、おばさんの飯食いに行く!
(バシッと両手を合わせ握り気合を入れながら調査隊との待ち合わせ場所へと向かっていって)
……そういやここら辺って、あのモンスターの生息地じゃなかったんだよな。
(そして調査隊と合流し、彼らと共に先日自分が依頼を受け、そしてアイリスに助けてもらった場所へと向かう。そこは普段は温厚な草食系の動物やモンスターの居る地帯であり、肉食系の動物やモンスターもそこまで強くはない。昨日のあんな凶暴なモンスターが居たのは少々疑問符がつく…なので今回調査隊が現地の地質や生態調査を行うことになった次第で)
まぁ多分なんかの拍子に紛れ込んだとかそんなとこだろうな。もし次戦う機会があれば今度こそ一対一で勝ってやる…
(アルバートはどこか楽観的にその現象を考えつつ、その場に近付けば昨日の戦いが記憶に蘇るのか少し闘志を燃やしたりしていて)
(/ストーリーとしては、突如発生したモンスターの異常行動を調査していくうちに、謎の組織の陰謀とか過去の事件の真相に迫ることになりつつ、二人の関係も進展させていく、というのはどうでしょう?
一応過去の事件には謎の組織が関係していて…という考えはあるのですが、その肝心の謎の組織に関してはほぼ未定です!(オイ)なので一緒に考えていければなと思っております)
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