ロニ 2020-09-27 02:22:25 |
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これは…凄いな。アレでもし魔術の勉強をしていないとしたら…とんでも無い才能だ(ダイヤの原石、そんな言葉が頭を過った。野次馬の中に紛れていたが、彼らが去った後も暫しその場に佇んで先程の光景を思い出していた。魔法で剣の形状を作るというのはある程度魔術に長けていれば造作もないが、それを動かしながら維持するというのは至難の業であり、それを事も無げに行う少女……自身も昔は天才なんて呼ばれていた事もあったが、それを軽く超える才能にただただ驚愕していて。そんな中、ふと魔物を見るとある事に気付いて)
…!…この魔物、まだ子供じゃないか。もしこれが魔物の親に知られれば……(普段は大人しいが、怒らせると手が付けられないことで有名な魔物で。これを見つければ間違いなく報復に出てくるだろう、ここに残る人間のニオイを辿って……)
……さて、どうするかな(恐らくあの少女やマフィアを狙うのは間違いない。面倒事に関わりたくはないが、あの才能が失われるのは惜しいと悩み)
少し様子を見てこようか…(そう思い、さっきのマフィアが根城としている村へと向かっていって)
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