26799 2020-09-26 10:15:34 |
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(/ 大変御待たせ致しました…!返事が遅れたのは此方の不手際によるものですので、どうか謝らないでくださいませ。
開始文を担ってくださり有難うございます!ロルに関してですが、不安に思う箇所は今のところ一切ありません。長さの方も特に問題なく、すっきりと纏められた綺麗なロルに惚れ惚れするばかりです…!また、風澄様のロルに滾った結果此方も長くなってしまったのですが、次回以降徐々に短くなっていきますのでご容赦ください。他に萎えや苦手な描写を含んでいましたら、ご指摘いただければ書き直しますが、その点いかがでしょう?)
――――…ん、
( ふと、閉じていた瞼を押し上げる。いつの間にか眠ってしまっていたらしい。ぼんやりと霞がかった視界の中、山向こうに顔を覗かせた日輪を捉えては、大体の時刻を把握しつつ上体を起こして。ああ、何だか体が気怠い。何十年振りに睡眠を取った故か、はたまた今し方見ていた夢の所為か。すっかり寂れた此の場所を人間の男が見付ける、先はそんな夢路を辿っていたが、所詮は覚めれば消えるもの。振り返った先に見える荒れ果てた境内には獣の一匹も立ち入っておらず。振り向き様に淡く抱いた期待を溜息と共に吐き出せば朝靄の底へ捨てさり、今日も今日とて社の上で定めの時を待っていた。―――そんな折、かさりと木の葉を踏みしめる音を拾うと反射的に耳がぴくりと動き。聞こえた方角もとい鳥居の下へ顔を向けては、程無くしてかち合った視線に思わず瞠目して。相手は一見ただの人間のように見える。しかし、あなたは?確かにそう紡がれた言葉が、驚いたその表情が、視える存在であることを証明しており。思いもよらぬ来訪者に唇が弧を描けば、一つだけ残った尾をゆうるりと揺らしながら投げ掛けられたら問いに答えを返そうか。 )
うむ。私はな、そこな社に祀られておる神様じゃ。そなたは人の子じゃな?なにゆえ、斯様な山奥の神社まで足を運びよった?
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