うん。ね、お姉さん。そのタオル頂戴。 (意外にもすんなり信じてくれた。話が速い、ここなら捨てられることもなく飼ってくれそうだと安堵する一方、先ずはこの濡れた髪や身体をなんとかしたいと、彼女の方に手を伸ばす。彼女の持っている白いタオルが欲しいらしい。)