匿名さん 2020-09-23 22:24:46 |
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>19 ミント様
そうですか、それは失礼。( くすくす。唇を尖らせる彼女が子どものようだと口角を上げ。「みられるのは恥ずかしいのに、みるのは抵抗ないんですね。私は烏天狗です」逃げるような行動に対し、翼へと手を伸ばす。さらりと撫でると艶やかな質感が伝わり、何とも言えぬ気持ちがふつふつと沸く。多幸感に近い感覚といえるだろう。「承知致しました。ほっとみるくをご用意します」素直な反応が愛らしい。無垢な瞳を見ているとそれだけで安心するものだ。神隠しだなんて今から決まっていることでもない、伝える必要はないだろうか。「直接お誘いしていたら、来てくださいましたか?……帰れないとしても」にこりとした笑顔はそのままに、やや低音の声で呟く。当然決めるのは彼女、初日から捕らえることなどないのだが。反応を窺ってしまうのはもはや本能的なものであり。「ええ……此方ですよ、お嬢。待っていてくださいね」手を握って椅子へと案内しては、柔らかな髪へと手を伸ばして一撫で。それから台所でほっとみるくを準備する。てきぱきと素早く丁寧に進めると、コトンとテーブルに置いて )
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