剣士♂ 2020-09-20 19:23:30 |
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ああシュゼット…ずっとこのまま、俺は君を──………?(抱きついたのがシュゼットだと分かれば普段は見せない情熱的な表情を浮かべ、酔った勢いに任せほとばしる熱いパトスで思い出を裏切ろうとしていると──ボヤケていた視界が徐々に、じょーじょーにクリアになってゆき頭がハッキリとして酔が覚めてきて、先程までの記憶の境目が曖昧になってくる。アレ、俺は確かマスターの店でお酒を飲んでいて、思い出せる記憶はそこまでで、そこからはぷつんと切れている)──ッ!!………あ、あのぉー……シュ、シュゼットさん?大丈夫でいらっしゃいますでしょーか……(そして自分が今シュゼットを抱きしめていることに気付けば慌てて飛び退いて。バクバクと大きく心臓の音を鳴らし顔を赤らめつつ、固まってしまった相手の表情を先程までとは打って変わったご機嫌を伺うような、焦った笑みを浮かべつつチラリと覗いて)
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