真夜中のピエロさん 2020-09-17 20:12:21 |
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(黙々とただひたすらに歩き、電車に乗り込み過ごしていれば目的地にはすぐに着き、付けていたイヤホンを片付けながら歩いていれば前来た時とは雰囲気が何となく違っていること、そしていつもであれば人が沢山いるのにも関わらず今日は全然見ていなくて不思議に思いながらも足を踏み入れれば鼻に着くような強い血の匂いがして前方の床は黒い液体のようなもので覆われていて少し驚いているのもつかの間視線を感じ、顔を上げれば派手な衣装に目立つメイクの人物がいてすぐに巷で噂の殺人鬼ではないかと考えて、その奥を見れば人であったであろうものが転がっていて、それを見ても不思議と恐怖はほとんど感じなくて、本当にピエロのような見た目をしていることを知れた達成感のようなよく分からない感情で心の中は埋め尽くされていてその非現実的な光景に思わず口角が上がれば思わず「本当だったんだ...。」零して)
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