永遠ノ満月ヲ（　〆　）

　

えぇー…そっかぁ、残念。(　遠慮しとく と言われれば勿論心配はされないものの、優しく感じる言葉のチョイスに眉尻を下げながらも決して傷付いた様子はなく、にへ と緩んだ笑みを浮かべて。突然振った質問に表情歪ませつつも考えてくれているらしい彼を見れば嬉しそうに微かに口角を上げ、自分のフルネームと回答されれば双眸見張りぱちくりと瞬き。ふっ と小さく吹き出せば「確かに、名前ありかも！」なんて楽しそうに笑って頷いて、「月島くんもフルネームＴシャツ一緒に作る？」と絶対断られるであろう内容冗談混じりに問い掛け。頷き返された言葉に再び瞳瞬かせた後ぶんぶんと首を横に振り「それは流石に言えないけど！」と慌てて否定し、付け足されるフォローの様な言葉に安心した様にほっと息を吐き出せば ふにゃり と砕けた笑みを浮かべ、「よかったあ。でもごめんなさい、気を付けるね？」と反省の色示しては ぺこ と頭を下げ。表情歪ませつつも相手から 逃げないけど と言う言葉を聞いては、嬉しそうな笑顔に更に ぱーっ と花を咲かせて「ありがとーっ、」と無垢に声を弾ませ。見上げた彼の顔が渋々と笑顔を貼り付けるのを見れば訪ねられた後驚いた様に数秒固まり、ふっと笑みを浮かべると「月島くん優しいね。」と何処か嬉しそうに頷いて。大丈夫 と言われれば断られたと思い視線を下げるものの続く言葉にぱっと相手を見上げ、申し訳なさそうな表情から一変 ぱぁ と笑みを浮かべれば「もちろん！」と勢い良く了承して　)