>葵 「……俺を、騙したのか…?」 (石の音が聞こえた方にどれだけ行っても望んでいる姿は見つからず、ふと騙されたという考えが脳裏を過ると乾いた笑みを浮かべ、それならば元いた所に戻ってみようとクルリと背を向け来た道を歩きだし)