古今混在迷路

娯楽に飢えてるから、覗きも暴言も、すべて許せとでも言いたいのか。
年を取るだけで、誰しもが利口で優しい人間に育つなら、この世に裏切りや犯罪という言葉、概念はない。犯罪を肯定するだとか擁護するとは言わない。むしろ、犯罪を憎んでいる。

己を正当化するつもりなど端からない。
言い訳をやめて生きる人間を叩いても、叩いた側の価値が下がるだけだ。参加する気になどならない。

己の荷馬車の手綱を他人に任せきりにして上手くいく事例は、ある事はあるが、多くはない。
上手くいったしても、そこには本人、または傍にいた人、または後の時代の人にしか分からない努力の跡が見える。

嘲笑うなら勝手にすればいい。そんな事をしている間に、まだ見ぬ相手に追い抜かされていく。

また同じ事を繰り返すのか。
分かっていながら尚も進むのか。
道を見失ってはいないか。

己ではなく、他者に対して不満をぶつけ続ける。それは、解決すべき問題から目を背ける現状に納得がいかないからだろう。
何でもかんでも、他人のせいにするな。
他人だけを変えようと躍起になるな。
価値観の押し付け合いなど捨てろ。
まず、己の凝り固まった思考と行動を変えよ。