…怪我はなさそうだな…、…これしか無いか。 (よく見えないが彼は無事そうだ、足元にある長めの鉄パイプを手に取ればひっそりと耳を澄ませながら入り口へ。ガチャリ、音を鳴らしドアを開けば縛られている彼と例の高校生達。『…連れ出して俺に何の用だ。』そう一言告げれば天井から少しだけ漏れ出る光に目がギラリと輝いて)