「…へぇ、知り合いっぽいね…久城君の。答えは『NO』、聞いてたなら分かるでしょ…守る為だっての」 (グッと言葉を押さえて彼らの言い合いを見つめていて。元彼の隣まで移動すると普段とは違うレモンの様な香水の香りがして。ゴクリと唾を飲み、見守っていると急に身体が浮き上がりどうしたものかと周りを見ると背後から元彼がお姫様抱っこの様な形で持ち上げて苛々なのか、ジーッと彼の方を見つめており)