2020-08-23 21:10:29 |
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>鳴狐
少なくとも、このキャビネットにはこれだけでした。
(相手の言葉に改めて引き出しの中を確認するも、やはり紙切れ以外の物は入っておらず。紙にはインクで何かが書きつけられているようだが、紙が変色しているうえインクも薄れており読みづらく。「何か文字は書いてあるようですが……貴方も見てみますか?」紙切れを相手に差し出して)
>大和守安定
いえ。……僕も、僕の本丸の”彼”とは親しいので。
(彼が桜の木の根本で両手を合わせるのに合わせて、自分も目を閉じ祈りを捧げて。戻ってきた彼を出迎えると、わずかに目を伏せ一言答え。「審神者の部屋や”彼”自身の部屋に行けば、”彼”の最期について何か分かるかもしれません。あるいは……」雨が弱まっているとはいえ彼が肩にかけた羽織の浅葱色は濃くなっており、それなりに濡れてしまっているらしく、何より急に友のあのような姿を目にしてしまったことによる精神的な負担も心配で。「身体も冷えているでしょう、一度管狐にあてがわれた部屋に戻りましょうか。タオルもあったはずです」そう提案すると、柔らかく微笑んで)
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