夢の中で揺蕩う【〆】

（　/　かしこまりました。いえいえ、私も似非気味ですのでお互い様ということでそこは緩くやっていきましょう！では、zmさんでお相手をしていただくことは可能でしょうか？

またサンプルロルですが、学パロでknさんで出させていただきますね。ご参考にしてくだされば幸いです。また、ナマモノの為下げ進行で進めた方が宜しいでしょうか？諸々含めご検討頂けると幸いです。宜しくお願い致します　）




kn　／


（ 夕日が闇に沈んでいく様を校門に背を預けながらぼんやりと眺めていた。その合間にも目の前で通り過ぎていく生徒たちの中から目的の彼女の姿を探していく、一緒に帰るために。小学生の時はあれほど帰路を共にしたというのに、高校に入学してからは一緒に帰ったことなんて片手て数えられる程しかない。それは、彼女自身を異性として意識し始めた故か、否か。でも何故か今日は一緒に帰りたくなった。己の名前を呼ぶあの声がどうしようもなく恋しくなったのだ、きっと。――ふと昇降口に見慣れた姿を発見する。校門から背を離し、表情を輝かせながらぶんぶんと腕を振り名前を呼んで、）

――――おーい！コッチや、コッチ！一緒に帰ろうや！途中でコンビニでアイス奢ったるから。…な？久々に帰りながらはなそーや。