副会長 2020-08-13 16:27:16 |
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…あ。──っていうかゆーまくん、もう課題終わってるの?
はやくないっ!?
(彼の言葉で嫌な現実を思い出してしまいピタッと固まり、緩んでいた顔も引き攣ってしまう。幸せな時間とは、どうしてこうも過ぎるのが早いのだろう。そんなことを考えながら、気づけば無くなっていた二人分のケーキと紅茶の皿たちをお盆の上へと避けて、既に準備を済ませている彼を見習いこちらも鞄から必要な参考書等を取り出し、机の上に並べていって。用意の為に手を動かしながらふと、当然のように彼の課題が終わっている前提で話を進めていたが、改めて考えれば十数ページもある、自分は全く手をつけていない課題を彼はもう済ませているのかと思えば、驚きやら尊敬やらの込もった眼差しを彼に向けて)
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