no name 2020-08-12 12:06:44 |
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(必死に涙ぐみながらも自分の過去を話す相手の言葉に相槌を打ち、静かに聞いて。昨日謝罪をしたのは辛い過去を思い出させてしまったことではあったが、いつも自分の気持ちを話せずにいる相手の苦しみを聞けたことが胸にあったモヤモヤを少しずつ溶かして。頬へと流れる涙を指先で優しく拭うと、「……話してくれて、ありがとう。辛かったね。大丈夫だよ。俺がずっと、綾愛が苦しかったことを忘れるくらい、たくさんたくさん幸せな記憶でいっぱいにするから。…もう一人で苦しまなくていいんだよ。俺はずっと味方でいるし、綾愛のことが大好きだからね。」と純粋な相手を傷付けた男性に対する憤りを感じながらも、すっぽりと包み込むように抱き締め、柔らかく温かな声音で告げて)
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