特別な場所…。 (特別な場所と言われればカフェやレストランもいいが、やはり自分にとっては海に関するものが“特別”だと思い返しつつ、「…来年も綾愛の隣にいられたらいいなぁ。…来年とは言わず、この先もだけど。」と、静かに微笑み。恋愛ものの洋画はよく妹が好きだと話していた作品で、何度か見てはいたものの心を揺さぶり。不意に鼻の奥がつーんとして、涙ぐんでしまい、気まずさに視線をテレビから外し)