トピ主 2020-08-11 16:32:18 |
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美月)あなや・・・
美月は、麗奈の折れた枝を見ていた。しかし、先ほどよりも大きい波が、押し寄せてきて、美月が書いた字を一瞬にして、消してしまった。
美月)私の渾身の作品が!
美月は波に手を伸ばしながら叫んだ。
美月)いや、あるぞ。遠征や出陣が終わった後、思った以上に時間が余った時、たまにその時代の風景を眺めたり、風物詩を楽しんだりするんだ。必要以上に干渉しなきゃ、検非違使もやって来ないからな。だから、海に行ったり、花火を眺めながら団子を食べたりなどしたこともあるぞ。その時に、美しいものを見ながら歴史を守れて本当に良かったと改めて思うんだ。守れてなかったら、この景色も変わってしまっていたかもしれないと恐ろしくて仕方ない。
美月はニコッと笑った。
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