>>13 !……もちろんよ、優以外のお姫様になる予定なんてないもの。 (彼の言葉にぱっと花が綻ぶような柔らかな笑顔を浮かべれば握り返された手にまた頬を緩めて。そっと彼の男性らしくもしなやかな手の甲を親指で撫でては背伸びをしてそっと耳元に唇を寄せて「…だから、あんまりお姫様を一人ぼっちにさせないで、?」と少しイタズラみを帯びた声色で囁いて。)