…!だ、大丈夫、もう上がる (いつの間にかお風呂で夢中になってしまっていて、時間のことなんてすっかり頭から抜け落ちていた。幼い子供に戻ったかのように遊んでいたところ、執事からの呼び掛けに、ハッと我にかえる。慌ててドアの側に居るであろう彼にそう呼び掛けると、ゆっくり浴槽から出てバスルームのドアの取っ手に手を掛け、そのままドアを開けて)