っ、僕が聞くのか……? ──おい、そこの……っ、聞いてるのかおい?!、お前だお前! (渋々ペンと紙を受け取り、彼の元を離れ。相変わらずの高圧的な態度で町行く人に話し掛けるが、無視だったりとなかなか相手にしてくれない。執事に接する態度と全く変わっていないせいもあるが、隣に誰か大人が居ないこともあり、この国を統べる家系のうちの一人だとは思われていないようで)