……ぅぐ、もっと…うまく、なりたいっ……ひぅ……っ (出来ないだけならまだしも、魔法が制御できずに勝手に暴走してしまうのだ。今の自分ではどうにもならない、じわりと目の端に涙を浮かべ、それが零れないようにぷるぷる我慢していたが、彼から撫でられたことでそのストッパーが外れた。上手く出来ないもどかしさ、悔しさで大粒の涙を流し)