え、……うぅ、 (彼からの頼みに唖然となる。まさかこんなにも直ぐそんな事を言われるとは。しかしあれほど強がっておいてここで断るわけにはいかず。何度か杖を振るがペンはピクリとも動かない。若干涙目になりながら、半分自棄になって杖を振り下ろす。すると、ふわりとペンが浮き上がると、まるで矢の如く勢いよく飛んでいき、彼の後ろの壁へと突き刺さって)