…ああ、ペンを置きっぱなしにしていたな、 (やけに強がっては、微妙な返事を返してきた彼にこれはもしやと勘づいて。たまたま窓の辺に置きっぱなしにしていたペンが目に止まれば、「魔法が得意なお坊ちゃま、お願いします」と彼を煽り、)