生きてきて良かったと、今日ほど思った日はありません (顔を上げては、はっきりとそう伝えた。本当に感謝でしかない、彼のためなら自分の命さえ惜しくはない。そっぽを向いている彼の元まで周り込めば、その頬をそっと撫でながら目を細めて、)