_おや、綺麗に咲いてますね (いつか、時が来ればその時は付きっきりの自分はいらなくなるだろう。それが彼が国を治める頂点になった時か、その後かはわからないが。それをわかっていながら、彼のそばにいるのが自分の存在意義なのだから。手を引かれたその先、綺麗に咲いている薔薇に触れて、)