執事 2020-07-30 19:43:59 |
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自分の誕生日を忘れるとはな、
(彼の新鮮な反応。十分だと言いたげに笑みを浮かべつつ、呆れたような口調でそう言っている……ところに、使用人の一人が、クローシュの被されたお皿を持ってくる。それを受け取って、唖然としている彼の前へ。そっとクローシュを開ければ、少し不格好なショートケーキが顔を覗かせる。料理人に無理を言って自分で作ったものだ。事前に用意してあったティーカップにカフェオレを注げば、どうぞとカップを彼の前へ移動させ)
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