……危なかった (彼の背中を見送ると、取り敢えず一安心、と息を吐く。開けたクローゼットから適当に服を出して着替える。今日は彼の誕生日、いつも自分の世話をしてくれる彼に、今日一日だけでも休んでほしい。その為に、自分の事は出来るだけ自分でやろうと決意を新たにし)