此処から始まる物語 2020-07-28 00:17:06 ID:26afbae10 |
通報 |
【ハロンタウン/ユウリ・ガードナー】
朝日が上がり、生い茂る草花の朝露が滴る。此処、小さな農村の街にハロンタウンの朝が今日も始まり、
今日から、此処を出て、年に一度開催される萌えもん闘技の祭典萌えもんリーグに出場する為に、
萌えもんチャンピオン、萌えもんリーグ主催者、ジムリーダーなどに認められてジム巡りの参加券を得た者達だけが出場できると言う伝統に二人の少年少女がこの街を旅立とうとしていた。
ユウリママ「ユウリー!荷物ちゃんと持った?」
ユウリ「うんバッチリ!じゃあ行ってくるね。それから月にだけど手紙出すから待っててね」
その内の一人の少女の名はユウリ・ガードナー。生まれも育ちもハロンタウンの元気一杯なじゃじゃ馬娘。彼女は今日、萌えもんトレーナーとして旅立ち数多のトレーナー達と交える事ができると夢にまで見た事を今その脚で一歩踏み出そうとしていた…が、ユウリは重大な忘れ物をしていた……
バーナビー「ちょっと、ちょっと!ユウリちゃん、俺、これから旅立つのに一番大事なモン置いてってる!今日からこんな調子じゃあ、目も当てられないよ」
ユウリ「あ、やばっ、うっかりしてた、ごめんごめんバーナビー」
バーナビー「うっかりって…はぁ…。君ねぇ…とそんな事良くはないけど…ほら俺のもんすたぁボール。ちゃんと身に着けて」
ユウリ「ハハハ……。ありがとうバーナビー」
そう彼女の最初の相棒で自らの手でゲットしたヒバニー♂のバーナビーが早歩きでその手に自身のボールを持ってやって来た。
バーナビー「そんじゃ…」
ユウリ「気を取り直して…」
「行きますかっ!」
トピック検索 |